マネーのまなび1

「リバースモーゲージの『ワナ』
 長生きや金利上昇で利息増」

 続けます。

 「住宅ローン返済の負担が重い場合も高齢期には残債は一定程度は減っているケースが多い。自宅売却でローンを完済後、残ったお金を原資に割安な新居を探す方が家計運営は楽になるかもしれない。住宅価格や家賃は上昇傾向で、新居確保も簡単ではないが、少なくともリバースモーゲージだけに選択肢を絞る必要性は薄い」
 そりゃそうだ。
 今住んでいる家に拘泥しなければ、売却して、もう少し狭い部屋を探す手も。
 そして、金利の上昇も影響が大、です。

 「ファイナンシャルプランナーの畠中雅子氏は『金利上昇に対応できるかも十分に検証したい』と、別角度からリスクを指摘する。現在、リバースモーゲージの多くは変動型金利。日銀が利上げ姿勢を維持しているためリバースモーゲージ金利も上昇傾向で、現在は3%以上の設定が多い。今後さらに高くなることもあり得る」  
 この局面では、先行きが怖いかも。

 「住宅ローンは元利均等の場合、金利が上昇しても返済額の見直しは5年ごとにしか行わない『5年ルール』が設定されることも多いが、これは返済額の元本と利息の割合を調整する措置。利息のみの支払いが一般的なリバースモーゲージの場合、緩和措置はなく、日銀の利上げが続く場合、すぐに返済額も増えるのが一般的だ」  
 ええ、そうなんだ。すぐに返済額も増えるのが一般的ーーこれ知らない人も多そう。

 「事前に現状より金利が上がった場合も、支払いが続けられるかを自分の収入や貯蓄をもとに検討しておく必要がある。『金利上昇に耐えられなければ結局、自宅に住み続けられない』(畠中氏)
 ほえー、そうなると何のためにリバースモーゲージを使ったのか、わからなくなりますね。

 「利用が増えているという理由だけで安易に選択するのは禁物。リバースモーゲージ利用時に家計がどう変化するか、相続する子世代に加えて、金融機関とは別の第三者の専門家なども交えてじっくり検討したい」  
 ごくまっとうな結論です。

 だいたい、申込者の旦那さんが亡くなったら、奥さんは家から出て行かねばならない、と聞いたこともあります。その場合、どうするのだろう?  
 奥さんの行き先は?そう考えると、安易に使うのは怖いですよね。
 私だったら売却して、介護施設を探す、でしょうか。夫婦二人分の費用が賄えるか、は微妙ではありますが。


        
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