国際・アジア面

「学校で、軍隊で…韓国若者に投資ブーム
 多額負債を負うリスク
 企業などが金融教育」

 韓国では多くの若い方が借金をしてまでも株を買う、とだいぶ前にブログ記事にしたことを覚えています。

 記録的な株高が続く韓国で子どもや若年軍人など若者を対象にした金融リテラシー教育が広「がっている。リスクを理解しないまま投機にのめり込み、負債を抱える例も目立つ。株主の保護を訴えて声を上げる個人株主も出てきた」  
 あら「投機」状態なのですね。

 「『僕はサムスン電子を持ってるよ』『防衛が上がるぞ、ハンファだ』。ソウル在住の男性会社員は2025年末、小学生の息子の誕生会に集まった子ども同士の会話に耳を疑った。どこで知識を得たのか、自分名義の株式について意見を交わしていた」 
 
 これに近いことが、2003年には日本でも起こっていました。子供もライブドア株を持つ、とテレビのワイドショーが取り上げていました。  
 ただ、この先は当時の日本とは違います。

 「韓国株式市場で総合株価指数(KOSPI)が直近1年で約3倍に上昇し、韓国は空前の投資ブームに沸く。大手トス証券は18歳以下の未成年者名義の『子ども口座』の利用者が26年1~3月は18万480人と前年同期の10倍に増えた」  
 日本でも、来年NISA制度の改正を受けて子どもの口座が増えそう。

 「親の同意なしでは口座の開設や売買はできないため、従来の口座開設の主な目的は贈与や貯蓄だった。最近は子ども名義の口座開設で当事者意識を持たせ、投資リテラシーを身につけさせようとする親が増えているようだ」   
 まあ、悪いことでもないような。  
 驚いたのは次。

 「企業などが手がける子ども向けの金融教育サービスも広がる。新興企業のレモンツリーは3月、アプリで子どもが6カ月かけて市場調査やポートフォリオ分析を学ぶ『ジュニアアナリスト養成講座』を始めた。25年に始めた米国株模擬投資はのべ48万人以上の子どもが体験した」  
 おいおい、ジュニアアナリスト養成講座かよ、と思わずツッコミを入れました。いくら何でもやり過ぎでは。

 「若年層に株式投資が浸透した結果、韓国の成年男子に義務で課せられる兵役生活が投資を始める土壌になり始めた」
 「近年はスマートフォンを日課後に自由に使えるようになったことも大きい。『時間も投資資金もあるので株をやろう』という人が増えているという」
 大人なのだから良いのでは、と思うのですが、問題もはらんでいるようです。

 「金融監督院は軍隊生活の中で投資にのめり込むなどのリスクが高まっているとして、軍内部の財政管理者を金融教育の講師役として養成している。25年からは講師資格者の対象を広げ、研修回数も年1回から年2回に増やした」
 何だか深刻そう。

 「官民が教育に力を入れる背景には株式投資で損失を抱えるトラブルが増えていることがある。3月に中東情勢を受けて一時株価が下落した際は、ろうばい的な売りが急増した。証券会社などから資金を借り入れて投資する信用取引の残高も過去最大規模の35兆ウォンに膨らんでいる。予想に反して株価が下がると思わぬ損失を被ることがある」
 日本と同じように損切り民が出ましたか。しかし、若くしての信用取引はまずいよなあ。

 「急速に広がる投資ブームに警鐘を鳴らす声もある」

 「個人投資家らが集まる韓国株式投資者連合会の鄭義定(ジョン・ウィジョン)会長は『大きな損をした人が自殺する悲劇が後を絶たない』という。韓国政府が提言する株取引時間を延長する方針に反対の請願書を出し『機関投資家よりも情報収集力の弱い個人が不利になる』と訴える」
 自殺者も出ているんだ。

 しかし、情報収集力の問題ではないでしょう。成長に期待をして資金を投じる、そうしておけば命を絶つようなこともないでしょう。若いのだから、長期に積み立てをしておけば、未来は明るいのに、と思うのでした。
 
       
スクリーンショット (589)



    最後までお読み頂き、ありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。お役にたちましたら、クリックをお願い致します。
今後の励みと致します。


にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
にほんブログ村


投資信託ランキング

スポンサードリンク