投資3面

「『下げ知らず』が呼ぶ株高
 若手投資家、高値でも買い
 AI期待『持続確信』多く」

 日経平均は295円安の62,417円、TOPIXは11ポイント高の3,840ポイントで引けています。
 グロース250は14ポイント高、東証リート指数はほぼ変わらずでした。
 日経平均が下落、TOPIXが上昇する、という展開でした。

 「朝方は買いが先行して取引時間中の最高値を上回る場面もあったが、値がさの人工知能(AI)・半導体関連株の一角に売りが出て、指数を押し下げた。日経平均は急ピッチな上昇を続けてきたため、短期的な過熱感を意識した利益確定目的の売りも出やすかった」
 利益も確定したくなりますか。
 今朝は「スクランブル」からです。これが、へえーと思う内容でした。

 「日本株が最高値を駆け上がるなか、投資家の強気姿勢が続いている。特に目立つのが2013年以降の上昇相場で腕を磨いてきた若手の投資家の買い意欲の強さだ。世界金融危機などの株安をじかに経験していないぶん、ベテラン勢よりもためらいはない。『下げ知らず』が買い上がる相場は続くのか」
 確かにもう天井、バブル、と言われてから久しい。ずっと騰がって行くのでは?という声も聞こえ出しています。こういう時が危険、と私などは思ってしまう。
 
 「企業の収益成長とともに株は上がるもの――。プロの機関投資家の間でも若い世代ほど株高持続に確信を持つ人は多い」
 さて、ここからです。

 「日本株のアクティブ運用ファンド全体を見渡しても、高値圏で買い上がる若手の好成績ぶりが目立つ。4月末時点で純資産総額100億円以上など一定の条件を満たす投資信託のうち、担当者の運用経験年数を開示する105本を調べたところ、1位、2位の担当者はともに運用経験10年未満だった」
 今、得意満面でしょうか。凄い実績です。

 「例えば、首位はアモーヴァ・アセットマネジメントの『ジャパン半導体株式ファンド』で、担当する伴明泰ポートフォリオマネージャーの運用歴は3年。金融危機後の11年に証券会社に入社し、アナリストなどを経て現職に就いた。半導体などをテーマにした投信は多数あるが、分配金再投資ベースの1年間のリターンは2.6倍と突出する」
 「ジャパン半導体株式ファンド」は以前、「投信ニュース」で取り上げられていました。資産は285億円と小粒ですが、1年リターンは160%超えです。

 「強気目線の若手に対し、ベテラン勢には懐疑論もにじむ」
 「『もっと日本株を買い増したいのに、経営陣は慎重だ』。ある地銀で株式運用を手がける30代担当者はこぼす」  
 イケイケ、なのでしょうね。
 一方、このような意見も。

 「『金利上昇に株高がついていけなくなったり、AI関連の投資回収に疑念が生じたりするリスクがある』。シンガポールを拠点に日本株に投資するヘッジファンド、ヴィレッジ・キャピタルの高松一郎氏は相場急落の可能性があるとみて、4月以降に日経平均先物の売り持ち高を増やした」   
 売り方へ回ったのですね。

 「高松氏は1990年代から日本株を運用するベテラン。2000年のITバブル崩壊の3カ月前には光通信やNTTといった通信株を全売却し、その後の急落の難を逃れた。『これまでの3年は楽観的な若者の勝利だろうが、歴史を振り返ると最後に勝つのはいつも慎重な投資家だった』」  
 慎重な投資家が最後に勝つ。そうなるかしら。若手とベテラン、この構図が実に興味深い。買いを進める若手と慎重なベテラン。

 「恐れを知らない若手が勝つ相場がこのまま続くのか。それともITバブル崩壊や金融危機といった痛みを経験してきたベテランの嗅覚がものを言うのか」
 私はベテランの嗅覚を信じますね。とは言っても、今の勢いは無視できません。ただ23年24年25年と株価は好調でした。そうそういつまでも続かないだろう、調整が自然と流れを見てしまうのです。



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