総合・経済面

「株投資、下がるハードル
 最低投資額の上場企業平均、20年で半分以下
 分割増加で個人呼ぶ」

 良い時代です。良い企業の株が分割で買いやすくなり、NISAという神制度もあります。個別株指向の個人投資家にとっては、パラダイスでしょう。

 「株に投資するハードルが下がっている。2025年度末の上場企業平均の最低投資額は21万円と、20年前の半分以下になった。25年度の株式分割の発表件数は前年度比36%増えるなど、個人株主を呼び込もうとする企業の働きが背景にある」
 21万円、20年前の半分。良い時代ですね。

 「最低投資額はバブル期の1989年度末に192万円とピークをつけた後、バブル崩壊後の株安で低下した。リーマン・ショック直後の2008年度末には17万円まで下がり、以降は上げ下げがあるものの、おおむね20万円前後で推移する」 
 私が個別株を手掛けていた時、最も高値で買った銘柄はローム。200万円以上しました。
 
 「20年代に入り、日経平均株価は2万円から6万円へと3倍になったが、最低投資額は横ばいだ。株価が上昇すれば最低投資額は上がってもおかしくない。それでも上がらないのは企業が株式分割を積極的に進め、1株あたりの金額が上がるのを抑えているからだ」
 これが大きいのです。

 「25年度の分割の発表件数は前年度比36%増の276件と、13年度以来12年ぶりの多さだった」
 確かに目立ちましたね。私が親兄弟から引き継いだ第一生命株も4分割しています。

 「ソフトバンクグループ(SBG)は26年1月に1株を4株に分割した。出資先の米オープンAIの成長期待から株価が上昇し、25年11月の分割発表前までの1年間で2倍強になっていた。発表前日に2万2255円だった株価は、足元では5000円台で推移する」 
 それでもまだ高いような。

 「フジクラも26年4月に初の分割を実施し、1株を6株に分けた。光ファイバー製品の好調で株価は急上昇し、最低投資額は2月の発表時点で260万円を超えていた。防衛をテーマに株価を上げたIHIと川崎重工業もそれぞれ25年10月、26年4月に分割を実施した」  
 母親は昔、川崎重工業株を持っていました。カワジュウガが、カワジュウが、と言っていました。

 「26年度も分割は進む見通しだ。7月に花王、9月にスギホールディングスがともに2分割を予定する」  
 花王も分割するんだ。個人投資家に人気の銘柄ですね。

 「東京証券取引所の要請が分割を後押しする。東証は上場企業に対し、最低投資額を50万円未満にするよう求めてきた。分割発表日の終値ベースで最低投資額が50万円以上だった『値がさ株』の分割は、25年度に121件あった」  
 121件!もあったのか。
 東証の後押しばかりではありません。

 「もうひとつの要因として経営者の意識変化があげられる」
 「以前の日本では株価の絶対水準が高いほどいいという感覚があったが、今は投資単位を重視し、株価が上がれば分割して株主層を広げる方向に動きつつある」  
 良い傾向です。そして、増配もすればますます株は買われます。

 「最低投資額の引き下げは、個人株主の呼び込みにつながる。東証によると、24年度に5分割を実施した企業の個人株主数は平均2倍になった。2分割でも個人は約6割増えた」  
 そして、NISAを使えば無税、です。配当金が丸々貰えます。

 「新NISA(少額投資非課税制度)の成長投資枠を使うと、年240万円まで株などへの投資が非課税になる。分割前にNISAで1年間に買えるSBG株は1単元(100株)だけだったが、足元の株価なら複数単元購入できる」  
 1年で240万円分ならば、5年で1200万円まだ最大限買うことができます。配当利回り平均3.5%としたら、年42万円の配当金!年金にプラス出来たら、かなり生活は潤います。
 それも良いなあ。

 しかし、まだまだ日本の株は高値、という別記事もご紹介します。


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