ビジネス1面

「女性誌『ハルメク』好調の秘訣
 『老』の文字は使わない
 日常を明るく 友のような存在に」

 新聞広告を見て、私も何度か購読しようか、と思ったことあり。アプローチが良いのですよ、ハルメク。

 「女性誌『ハルメク』が好調を維持している。発行部数は約46万部で山岡朝子編集長が就任した2017年の3倍に増えた。紙媒体が売れないデジタル全盛時代にあって、定期購読のみのハルメクが躍進を続ける秘訣はどこにあるのか。山岡編集長に戦略を聞いた」
 このご時世、雑誌が46万部とは立派。

 インタビュー記事は抄訳が難しい。ところどころ、山岡編集長のことばを拾って行きます。

 「ハルメクをシニア誌ではなく女性誌だと捉え直した。すると啓蒙的な内容ではなく、ファッションや美容、旅行、インテリアなど、それまでにない企画がたくさん出てきた。写真を大きく見せることで誌面が明るくなった」
 元気な女性誌は男性も読みたくなります。

 「顧客である読者の声を深くしつこく聞いた。社内にシンクタンクがあり、顧客データはあったが十分に活用されていなかった。データ分析の結果、読者から『私が知りたいことがなぜぴったり届くのか』と言っていただけるところまでたどり着けた」

 「マーケティングも重要だ。読者との接点を作るため、定期購読のみで届けている。書店で手に取ってもらうことができないので、新聞広告は1冊の本を作るのと同じ熱量で作るようにした」
 新聞広告、これが読ませるのです。

 「老後の『老』という字がすごく嫌だという声があり、この字は使わないようにした。『シニア』も使わない。一方で『60代』『70代』は事実だから抵抗感が少ない」
 シニアくらい良いじゃない、と思うのですが、凄い気の使いよう。

 「『実年齢より自分は少し若い』という認識があることも分かった。実年代より少し若い世代向けの情報こそが自分に向いていると考える。そこでテーマによっては『50代からの~』という表現を使うようにした。読者の機微を見つけて言葉にすることが大事だ」  
 なるほどねえ、50代~の、ならば良いのか。

 「18年にスマホの使い方を特集し部数の大幅増につながった。スマホを持ち始めた女性に1週間毎日使ってもらい、どんな操作につまずいたのか記録してもらった。回答を分析し、8つのストレスでスマホが使えていないことを解き明かした」
 この号は有名ですね。他のメディアにも取り上げられていました。一気に「ハルメク」の名を世に知らしめた感がありましたね。

 そして、最後に。
 「私は『女性を孤独にしないこと』をテーマにしている。日本の女性は寿命が長く、晩年はひとりになる可能性が高い。日常を明るく楽しくするのはたまに会う実生活の知人よりも毎月届く雑誌かもしれない。最期まで伴走する友人、あるいはインフラのような存在でありたい」  
 伴走する友人、インフラ、そうそう言えることばではありません。
 それなりの覚悟をお持ち、と伺い知れます。ハルメク、購読しようかしら。
  
     
        
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