総合・経済面

「米トリプル安、再燃を警戒
 格下げでドル売り圧力強まる
 日本株への波及も」

 「米国市場で通貨安、債券安、株安の『トリプル安』が再燃するリスクが警戒されている。格付け大手が米国の格付けの引き下げを発表した。市場関係者の頭には過去の米格下げで米国の資産が売られた経験がよぎる。週明けの市場では円高・ドル安や株安の圧力が強まりそうだ」   
 トリプル安、を聞くのは1カ月半ぶりか。

 「大手格付け会社ムーディーズ・レーティングスは16日、米国の発行体格付けの引き下げを公表した。ムーディーズの引き下げで、米国の格付けは3大格付け機関すべてで最上ではなくなった。2011年の米S&Pグローバル・レーティング、23年のフィッチ・レーティングスに続く動きだ」

 「11年の格下げでは円の対ドル相場は公表前に1ドル=79円台で推移していたのが、2営業日で77円台に上昇した。米国株も2営業日で5%下げた」
 「こうした経験から、市場では今回の格下げの影響を警戒する声がある」  
 2営業日で5%下げですか。これは大きい。

 今後の見方は二つあります。  
 「今回の格下げで米国が正式に格下げされたと市場は判断し、短期的に米国株を売る動きが広がる」
 「日本株への波及も無視できない。今週は日経平均株価が3万7000円を下回る可能性がある」
 「円高・ドル安が進む中で日本株の戻りは米国株よりも鈍くなるだろう」

 もう一つは、さほどでもない、という意見も。
 「一方で米格下げの影響は限られるとの見方もある」
 「過去の経験則では発表直後は米国債が売られて米金利は上昇するが、ほどなくリスク回避が強まり米国債が買われて金利が低下する」
 「11年の米格下げ時も米国債は買われた」

 「米国債格下げの初期のインパクトが大きくなる可能性については市場の見方は一致するが、影響が長期化するかどうかについては見方が分かれる。交錯する思惑のなかで神経戦が演じられ、4月中旬から続いてきたマーケットの小康状態が破られる可能性が出てきた」  
 今日は日本株をウオッチしたいところですが、午前中はZOOMミーティングがあり、見ていられません。ところどころ確認したいと思います。
 
       
     
        
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