マーケット・投資面

「帰ってきた 空売り王」

 ビットコインが絡んだ空売りです。

 「『空売り王』の帰還もこの日の市場の話題となった。前日14日にニューヨークで開かれたヘッジファンド業界の会合『ソーン・インベストメント・カンファレンス(ソーン投資会議)』に参加したのはジム・チェイノス氏。2001年に経営破綻したエンロンの空売りで名をはせた伝説の投資家だ」
 エンロンの経営破綻はもはや伝説の部類、でしょうか。

 「23年に自身のヘッジファンドを閉鎖して以降、表舞台からは遠ざかっていた。現在は外部資金の運用受託をせず、自己資金の運用や顧客への投資助言にとどめている。そんなチェイノス氏がソーン投資会議の場で健在ぶりをアピールしたのだ」
 「披露した投資アイデアは、代表的な暗号資産(仮想通貨)ビットコインに関わる裁定取引だ。大量のビットコインを保有するストラテジー(旧マイクロストラテジー)の株式を空売りし、ビットコインを買うというもの。顧客にも推奨しているという」  
 何だか良くわからない。株は空売りし、ビットコインを買うのですか。

 「ストラテジーの株価の『過大評価』に狙いを付けたものだ。ストラテジーの株価は14日に1%安だったものの15日は5%安と急落した」

 「米CNBCのインタビューに応じたチェイノス氏は『ビットコインが何ドルになるのかはわからない。10万ドルかもしれないし1万ドルかもしれない。わかっているのは、ビットコインを安く買って株を高値で売りつけてもうけている企業があるということだ』と語った」
 空売り王を駆り立てるものは私怨、なのかしら。

 「チェイノス氏が問題視するのは資金調達手法だ。ビットコインの超強気派であるマイケル・セイラー氏が率いるストラテジーはエクイティファイナンスの一形態である転換社債や優先株の発行を通じて調達した資金でビットコインを買い増してきた」

 「情報サイト『マイケル・セイラー・ポートフォリオ・トラッカー』によると、ストラテジーは約588億ドル(約8兆5600億円)相当を保有している。セイラー氏はビットコインを買い増すたびにX(旧ツイッター)で知らせ、たびたびビットコインの『買いあおり』投稿をする。チェイノス氏の指摘には直接反応していないが15日には『生き残りたいなら俺についてこい』と投稿した」

 「チェイノス氏はストラテジーのやり方を模倣する企業も指弾する。ナスダックに上場するヘルスケア企業のカインドリーMDは12日にビットコイン投資会社との合併を発表し、ビットコイン保有を『成長戦略』に据えた。日本市場でも似た動きが散見される。空売り王でなくとも危うさを感じる風潮だ」
 日本でもビットコイン保有を本業とする企業が出て来ています。本来の生業が上手く行かず、乗り換えて来たよう。アメリカと同じような感じなのでしょうか。簡単には見抜けないかな。


                   

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