投資2面

「日本株、見えた大底
 相互関税発表後の下落分埋める
 割安・還元で回復リード」

 昨日も日本株は良い調子でした。
 日経平均は666円の35,705円、TOPIXは35ポイント高の2,628ポイントで引けています。
 グロース250は8ポイント高、東証リート指数は1ポイント安でした。

 「米中貿易摩擦が緩和するとの期待感から買い優勢となった。日米財務相会談で為替への具体的な言及がなく、円安・ドル高が進んだことも追い風となった。米政権が『相互関税』の詳細を発表する直前の2日終値(3万5725円87銭)以来の水準となった」
 ここをもう少し詳しく「スクランブル」から、です。

 「市場関係者の間では4月上旬の急落過程でみた安値が『大底』との解釈が広がり始めている。米国株頼みを脱し、持続的な株高に回帰できるか。一部の投資家は動き始めている」 
 今週の日本株の動向を見ると、これも頷けます。

 「底入れ機運は空売り状況からも垣間見える。米S&Pグローバルによると、トヨタ自動車株では発行済み株式に占める貸株(空売り)残高の比率が月初の2.3%から23日時点で0.9%へ下がった。下落局面の損失を回避しようと空売りしていた向きが、これ以上は下がらないとみて、いったん買い戻しに動いた可能性がある」   
 わかる気がします。しかし、自動車株の先行きはまだ見通せない面も。

 「日経平均は7日の年初来安値3万1136円から4569円戻し、2日からの最大下げ幅の99%を埋めた。一時的な反発後に再び下落して安値をつける『二番底』の不安は完全に拭えないものの、3万1000円台が一番底との見方が有力になってきた。関税の一部停止など米政権の軟化が続いているためだ」
 トランプの発言もブレブレ。何を信じて良いのやら。

 「過度な売りの一巡は個別株の決算反応にも表れている」
 「例えばキヤノン。24日に2025年12月期の連結営業利益予想を従来計画に比べて530億円下げた。事前の市場予想平均を下回る水準への修正だが25日の株価は一時4%上げた。会社側は追加関税のコスト増は原則値上げで対応する方針や、現時点で想定する収益影響を詳しく説明し、担当アナリストからは一定の好評価が出ていた」   
 ほうほう、そうですか。良い兆しです。

 「日本固有の手掛かりとして企業の資本効率改善の動きも見逃せない。25日は午後の取引時間中に最大2000億円の自社株買いを表明した第一三共が6%高と急伸した」  
 第一三共、昔々株を持っていたことがあります。

 欧州株と比較しても日本株は優位にある、と記事は伝えています。
 「相対的な割安感は一つの支えだ」  
 さて、どこまで買われるのでしょうか。二番底の恐れも去ったわけではありませんが。
   

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