投資2面

「ファナック業績未定も株高 
 関税で米が譲歩、投資家心理和らぐ」

 昨日の日本株は、騰がりはしたものの勢いがありませんでしたね。
 日経平均は170円高の35,039円、TOPIXは8ポイント高の2,592ポイントで引けています。
 グロース250はほぼ変わらず、東証リート指数は15ポイント安でした。

 日経平均が「3万5000円台を終値で回復するのは、トランプ米政権が『相互関税』の詳細を発表する直前の2日以来約3週間ぶり。米中貿易摩擦が激化するとの懸念が後退し、前日の米株式相場が上昇。東京市場はこの流れを引き継ぎ、半導体関連など主力株に買いが先行した」
 さて、半導体関連についての記事です。

 「ファナックは主要3月期企業の決算開示では先頭集団の1社だ」
 「ファナックは前日に2026年3月期の連結業績見通しを「未定」と発表したが、この日は一時5%高の3677円まで買われた。株式市場では新型コロナウイルス禍初期の経験則から「業績予想の未定は売り材料」との見方が多かった。今回、ファナックが上昇したのは大きく3つの要因がある」

 「1つ目はファナックが期初時点では低めの予想を出し、四半期ごとに上方修正を繰り返すことが知られている」  
 これがポジティブに受け止められたよう。

 「2つ目は米中デタント(雪解け)がこの日の市場の主旋律となっていたことだ。米ウォール・ストリート・ジャーナルは23日、政権高官の話として『中国に対する追加関税を現行の145%から50~65%程度に引き下げることを含め複数の案が検討されている』と伝えた」
 ファナックは「中国どまんなか銘柄」なので、対立が和らぐことは大歓迎のよう。

 「3つ目はこれまでの相場急落で投資家の買い意欲が低下し、決算結果を先読みした取引が膨らんでいなかったことだ」
 決算発表がファナックに続く企業も、同じように買われる可能性も大、です。

 「この日は売られてきた銘柄が買われ、買われてきた銘柄が売られる『リバーサル』の動きが顕著だった。トヨタ自動車や東京エレクトロンが前日比一時5%高まで上昇するなど、トランプ関税や円高進行が業績の重荷になる主力輸出株が軒並み買われた」 
 今朝引けたニューヨーク市場は、ダウもナスダックも3桁上昇。今朝も半導体関係が大きく騰げています。日本も、今日は勢いよく騰がらないかなあ。
      

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