アジアで買われる金　今朝の日経から4月22日【国際情勢・社会面】 : インデックス投資家の老後生活<実践編>

グローバル市場面

「金高値、アジアが押し上げ

　3日連続で最高、先物3400ドル
　米中対立で『無国籍』強み」

　NY金先物も、東京の金先物も上昇しています。今日は最高値更新でしょうか。

　「金（ゴールド）価格が21日、3営業日連続で最高値を更新した。国際指標となるニューヨーク先物（中心限月）は、初めて節目となる1トロイオンス3400ドルを超えた。4月に入り金市場ではアジアで取引が活発になる時間帯に最高値をつける傾向がみられるようになった。米中対立の構図が鮮明になるにつれて、中国本土での買いが強まっている」

　「最高値の更新が相次ぐなか、足元で目立つのは『アジア時間帯』での金価格の上昇。4月に最高値更新をしたタイミングはアジア勢の取引が活発な日本時間午前7時～午後4時ごろが多い。21日も日本時間午後に3400ドルを突破している」
　アジア時間帯、ですか。中国が買っているよう。

　「中国で金の現物取引をする上海黄金交易所（SGE）での取引状況を見ると、最も取引が活発な『当日決済物』は21日時点で、4月の出来高が重量ベースで約832トン。すでに3月の月間合計（約780トン）を上回った」

　「中国勢の買い圧力の強さが相場を押し上げている」
　「これまで金の実需は価格が最高値圏にある時には低下することが多かった。
　「今は明確な売り手が見当たらない」
　これでは金価格、上がって行くばかり。

　さて、結論です。
　「当面は米中が折り合う未来が見通せないことも、無国籍資産である金の需要を高めている」
　「ドル建て資産に政治的リスクが意識されるなか、どの国の政治リスクも負わない金に需要が集まる」　
　ごもっともでございます。今朝発表の金価格、楽しみにしております。　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　