総合1面

「マネー、弱まる米国集中
 ドル売り活発 円上昇、
 一時140円台
 関税交渉で円高誘導を意識」

 アメリカの資産から世界が手を引き始めています。

 「外国為替市場で米ドル売り圧力の強さが意識されている。21日は円相場が一時1ドル=140円台まで上昇したほか、ユーロやスイスフランの上げも目立った。トランプ米大統領の関税政策を背景に、世界の投資マネーが米国株などから離れ、ドル安につながるとの見立てがある。円相場については日米関税交渉による円高・ドル安誘導への警戒もくすぶる」

 「21日の東京外国為替市場では一時1ドル=140円台半ばと、2024年9月以来の円高・ドル安水準を付けた。前週末のニューヨーク市場では142円台前半で取引を終えており、円高・ドル安が1円超進んだ」

 「他通貨でもドル売りが活発だった。1ユーロ=1.15ドル台と21年以来のドル安・ユーロ高水準を付けた。対スイスフランでは1ドル=0.80スイスフランと、15年1月以来のドル安・スイスフラン高水準で推移している」
 米債券売りは止まったものの、ドル売りは続いているよう。

 「主要通貨に対するドルの強さを示す『ドル指数』は100を割り込む3年ぶりの安値水準で推移する。特に欧州通貨に対するドル安進行が目立つ」

 「ドル売り圧力の大きさを示すキーワードとして『米国一極集中の是正』が浮上している。きっかけはトランプ米大統領の関税政策と米景気悪化懸念だ」
 トランプ大統領も内心、かなり焦っていると思います。 

 「市場で意識されているのは、欧州投資家による自国回帰シナリオだ。米景気懸念に対し、欧州では欧州中央銀行(ECB)の利下げに加え、ドイツの財政出動拡大など景気を支える動きもある」
 あまりアメリカに依存しないにも良いことでしょう。ただ、欧州はさほど景気が良くないのが気がかり。

 「調査会社EPFRによると16日までの1週間で米国株ファンドから57億ドルの資金が流出した一方、欧州株ファンドには60億ドルが流入した。日本株ファンドも20億ドル超の流入となった。仮に米国集中の是正が日本株へのマネー回帰を促すなら、円高・ドル安傾向を支える要因となる」
 さらに日本株へお金が流れてくるのか。これは期待したいところ。
 「日米関税交渉」こちらも気になりますね。24日に会談、だそうです。

     
        
スクリーンショット (28)
                                                       

    最後までお読み頂き、ありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。お役にたちましたら、クリックをお願い致します。
今後の励みと致します。


にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
にほんブログ村


投資信託ランキング

スポンサードリンク