総合2面
「退職金税制に改革論
長く働くほど恩恵 是正」
一度読んだだけでは理解できない内容でした。
「退職金税制は勤続年数が長いほど、退職所得の控除額が大きくなって税負担が軽減される。所得控除の額は勤続20年までは原則、1年あたり40万円ずつ増える。20年を超えると1年あたり70万円ずつ増える」
一つの企業に長く勤めたのだから、優遇されても良いのでは。
どこがいけないのだろう。
「旧来型の終身雇用を前提とした仕組みで、転職の阻害要因となりかねない。人材が成長分野に移りやすくしていくには制度の見直しが欠かせない」
転職を勧めている?一カ所で働き切るのも尊い、と思うのですが。
「正社員がより転職しやすい環境を整える方法として退職金優遇税制の改革も浮上している」
「見直し論は岸田文雄前政権でも浮上したものの、制度設計によっては『サラリーマン増税』になりかねないと反発の声があがり、見送った経緯がある」
ああ、なるほど。税金を取りたい、のですね。
確かに退職金には、多くのケースで税金はかかりません。勤続36年で1,700万円近く受け取った私の退職金にも税金はかからず。そうか、転職の阻害となる、などと言っていても、税金を取る算段か。こりゃ、うかうかしていられませんね。

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コメント
コメント一覧
これを退職金増税でないと言うなら、勤務年数が短い場合は減税にするのでしょうか?
例えば、20年以下の場合は減税、20年を超える場合は増税とかなら分かります。
それをしないなら、単なる増税目的としか思えませんね。
コメントありがとうございます。
強く同意致します。
退職金で増税などと、サラリーマンを
敵に回す発想ですよね。