総合面

「S&P500、5週ぶり反発
 トランプ氏、相互関税 柔軟に
 過度な景気不安薄れる」

 今朝引けたニューヨーク市場はダウもナスダックも微高。まあまあの結果でしょうか。

 「21日の米株式市場でS&P500種株価指数は小幅反発し、前日比0.1%高の5667.56で引けた。週間では0.5%上昇し、2月中旬以来5週ぶりに前週末の終値を上回った」
 5週ぶりとは、改めてビックリ。NISA損切民が出てくるはずだ。

 「21日、トランプ米大統領は4月2日に導入するとしている相互関税について『柔軟性』があるとの認識を示した。これまで同氏の関税政策が景気悪化につながりうるとの見方が相場の重荷となっていたこともあり、投資家の間では過度な警戒感が薄れた」
 話しをまず大きく振って、交渉に持ち込むーートランプ流のデ―ル(取引)だったのでしょうか。

 「週間を通しては注目イベントが相次いだ。米連邦準備理事会(FRB)が18~19日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の維持を決めた。FRBのパウエル議長は、これまでに発表された指標から経済が底堅さを保っており、当面様子を見る姿勢を強調した」
 「米経済指標が底堅さを示したことも投資家心理の支えとなった面がある」

 アメリカの景気、まだ底堅い。
 「17日発表の2月の米小売売上高は前月比0.2%増とダウ・ジョーンズまとめの市場予想(0.6%増)を下回った一方、自動車・同部品を除くと0.3%増と市場予想並みだった。20日発表の週間の米新規失業保険申請件数や2月の米中古住宅販売件数も予想に反して景気の堅調さを示す結果となり、相場を下支えした」
 どこまで強いのでしょうか。しかし不安材料もあります。

 「一方で米景気の先行き不透明感は拭いきれていない。21日の米相場では、前日夕に発表した24年12月~25年2月期決算で減収減益となったナイキが5%安と大きく下げた。同じく20日に25年5月期通期の収益見通しを引き下げた物流のフェデックスも6%安となった。主力企業のふるわない決算内容が投資家の景気懸念を後押しする格好となり、ダウ平均では前日比一時500ドルあまり下げる場面があった」
 別記事ではナイキの株価低迷を追っています。

 日経新聞の記事では最近お馴染みになって来ているスタグフレーション。景気後退時での物価高、やって来るのでしょうか。来週のアメリカ株も注目ですね。
   

                   
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