グローバル市場面

「欧州株、期待先行の最高値
 ウクライナ停戦なら復興需要
 天然ガス急落/ロシア株10%高」

 ドイツもフランスも経済状態が今一つ。ヨーロッパ発の危機が起きるかも、というYouTube動画を見ました。ウクライナ停戦観測で、それも変わって来るのでしょうか。

 「欧州株が過去最高値を更新している。ロシアが侵略するウクライナでの戦争終結が実現すれば、天然ガス価格の下落や復興需要で企業業績が改善するとの期待が先行している」

 「13日の欧州株式市場では、代表的な株価指数のストックス600が前日比1%高の553.75と4日連続の過去最高値で引けた。欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行が直近で政策金利を引き下げるなど、利下げ継続を好感した買いが入る」
 ああ、そうだ。利下げもあったのですね。相乗効果、ですか。

 「追い風となったのが、トランプ米大統領がウクライナでの戦争終結に向けて、ロシアのプーチン大統領と直接交渉に乗り出したことだ。12日に電話協議が開かれた」
 どうなるかはわかりませんが、今のところ良い仕事している、と評価できます。

 「ウクライナ戦争という地政学リスクは長らく欧州株の悪材料だった。『戦争開始で欧州への投資割合を減らしたが、終結すればまた戻したいと米国の投資家から話があった』と英バークレイズのエマニュエル・カウ欧州株式戦略ヘッドは明かす」
 
 「13日は製造業の主力株の上昇が目立った。自動車大手の欧州ステランティスと独化学大手のBASFの株価はいずれも5%高だ」
 「開戦後に業績を圧迫し続けた原材料や電力価格の上昇が、ロシアによる天然ガスの供給停止の解消で緩和されるとの思惑からだ」
 ガス供給復活は大きいでしょうね。

 「復興需要の期待も出ている。英バークレイズはウクライナでは5000億ドル(約76兆円)と、近年で最大規模の建設需要が発生すると強調する」
 「住宅や道路の復旧では多くの建材や資材が必要となる。セメントメーカーの独ハイデルベルク・マテリアルズとスイスのホルシムは2%高となった。就航増加への期待から、航空会社のハンガリー・ウィズエアー・ホールディングスが6%高、独ルフトハンザが3%高だ」

 「ただウクライナでの戦争終結による欧州株全体の株高の持続力は乏しそうだ。欧州経済を大きく改善する要因とはならず、景気低迷が続くとの見方が多いためだ」  
 うーん、景気低迷は続きますか。

 「ロシア株は急騰している。ロシアの代表的な株価指数のRTS指数は13日に前日比10%高の1109.8と4日続伸し、24年7月以来の高値を付けた」
 「戦争終結で経済制裁が緩和され、長引く戦争で疲弊しているロシア経済の回復につながる可能性が高い」
 停戦したら、金の価格が大きく下がる、という読みもあります。ずいぶんと高くなっていますからね。でも、下がっても構いません。戦争がなくなるのなら、金価格が下落しても本望です。
                  

       
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