投資2面

「エヌビディア規制・日銀利上げ警戒、
 日経平均に二重苦
 一時850円安」

  これで4日続落、となってしまいました。
  日経平均は716円安の38,474円、TOPIXは31ポイント安の2,682ポイントで引けています。
 グロース250は7ポイント安、東証リート指数は9ポイント安でした。

 日経平均は「終値は前週末比716円10銭(1.83%)安の3万8474円30銭と1カ月半ぶりの安値を付けた。米政権が13日発表した人工知能(AI)向け先端半導体の輸出規制見直し案を受けて、アドテストや東エレクなどの半導体関連が軒並み急落した。日米の長期金利の上昇も相場の重荷で、下げ幅は900円に迫る場面もあった」
 このことは、別記事で詳しく触れられています。

 「米エヌビディアの中長期での成長の持続性について今までよりは保守的に見積もらなければいけなくなった」

 「米政権が13日に公表した規制では各国を3つのカテゴリーに分け、東南アジア諸国や中東諸国など『ティア2』の国への先端半導体の輸出を制限する内容を新設した。米政府によるとティア2国はおよそ120カ国にのぼる見込みだ」
 ティアとは、階、とか層、の意味のよう。 

 「同盟国の日本を含む『ティア1』には、先端半導体やAIの基盤モデルの技術移転の制限はかからないものの、株式市場ではエヌビディアの販売減少につながるとの懸念が根強く、13日の米市場でエヌビディアは前週末比2%下落した」

 「エヌビディアへの懸念を受け、14日の東京市場ではAI向けの売上高比率の高い銘柄の下げが目立った。象徴的なのが、一時前営業日比9%下げたアドバンテストだ。生成AI向け半導体の試験装置などを手掛け、エヌビディアにも製品供給しているとされる同社は、半導体製造装置株の中でも『勝ち組』とされ底堅く推移してきたが、この日は売りが強まった」
 軽い、エヌビディアショックですね。

 「AI向けでの期待で伸びてきた銘柄には特に重荷になりやすい」
 「生成AIに必要な最先端半導体『広帯域メモリー(HBM)』向け装置を手掛けるディスコは一時8%安、エヌビディア向けに半導体パッケージ基板を提供しているとされるイビデンも6%安に沈んだ」
 もう一つ、日本ならではの材料が。

 「日本株特有の売り材料として重なったのが、日銀の追加利上げ観測だ。日銀の氷見野良三副総裁は午前、横浜市で開催された金融経済懇談会で講演し、『利上げをするかどうか政策委員の間で議論し、判断したい』と述べた」
 「株式市場では利上げによる株安の警戒感が広がり、日経平均を押し下げた」
 寄り付きでは、そうでもなかった下落幅がどんどん広がって行きました。この発言があったからか。

 少し深読みし過ぎな気もしますが、それだけ神経質になる局面なのでしょう。年初が荒れることは、昔から何度か経験しています。しばらくダメかなあ。  
 
               

        スクリーンショット (143)


    最後までお読み頂き、ありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。お役にたちましたら、クリックをお願い致します。
今後の励みと致します。


にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
にほんブログ村


投資信託ランキング

スポンサードリンク