マーケット・投資面

「強い経済 ゆえの悩み」

 まず1面、からです。
 「10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前営業日の8日に比べ696ドル75セント(1.63%)安の4万1938ドル45セントで終えた。昨年11月4日以来の安値で、米大統領選前の水準に戻った」
 ナスダックは317ポイント安。こちらも大きく下がりました。

 「朝発表の2024年12月の米雇用統計は市場予想を上回る内容となり、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの見方が強まった」
 「消費者の予想インフレ率の高まりを示す指標も発表され、ダウ平均の下げ幅は750ドルを超える場面があった」  
 アメリカのインフレは収まらず、ですか。
 次に「マーケット・投資面」へ。

 「雇用統計の発表後、米債券市場では長期金利が上昇(債券価格は下落)。一時は4.79%と、23年11月以来の高水準となった。商品市場では金先物に買いが集まり、市場がインフレへの警戒を強めていることをうかがわせた」  
 どこまでアメリカ経済は強いのか。

 「米主要株価指数は昨年12月に最高値を付けた後で、金利の上昇をきっかけに短期的な調整が入ったにすぎないという見方もある。だが、貿易戦争の再燃リスクはそうした楽観を揺さぶる。関税が物価の押し上げだけでなく、設備投資の減少などを通じ米経済に負の影響をもたらすからだ」

 「取り巻く経済環境は当時と異なるものの、FRBが24年12月に示した政策金利見通しでは25年に0.25%の利下げが2回と、同年9月から半分になった。利下げに消極的なタカ派に傾いたが、その前提にあるのは米経済の強さが続くということだ」
 そうそう利下げはできない状況になってしまいました。

 「トランプ氏は7日の記者会見で『金利がかなり高い』と不満をあらわにした。自身の政策運営によっては金利の上昇を食い止めることができるかもしれない。だが、米経済の勢いをそいでしまえば、金利を低下させるとともに株高も止めてしまう可能性がある」
 さあ、どう出るトランプ大統領。就任したら、しばらくは混乱が続き、株も安くなるでしょうね。8年前を思い出します。どうなることやら。

                   

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