投資2面

「東証グロース、海外マネー流入
 11月買越額最大、欧米勢が関心
 高度な技術の新興に成長期待」

 日経平均は304円安の39,091円、TOPIXは15ポイント安の2,727ポイントで引けています。
 グロース250は4ポイント安、東証リート指数は8ポイント安でした。

 日経平均の「下げ幅は一時400円を超えた。5日の米株式相場の下落で投資家心理がやや悪化し、海外短期筋による株価指数先物への売りが相場を下押しした。11月の米雇用統計の発表を日本時間6日夜に控えて持ち高整理の売りも出た」

 今朝の「スクランブル」は海外勢の資金が東証グロース市場へ流入している、という内容です。
 「東証グロース市場に海外マネーが流入している。11月の買越額は2022年春の市場再編以降で最大となった。斬新な技術やサービスで成長期待の強い銘柄を物色する動きが盛んだ。優良な新興株への買いで市場が活気を取り戻せば、日本株全体の底上げにもつながりそうだ」

 良く見つけたよな、と思う銘柄ばかり。
 「東京証券取引所の投資部門別売買動向によると、11月のグロース市場の海外投資家の買越額は453億円と、売り越しだった10月から大きく増加。22年4月の市場再編以降で買いが売りを上回ったのは今回を含めて4回で、11月の金額は市場再編後の最高を記録した。個別銘柄に目を向けても海外投資家の比率が高まる銘柄が目を引く」

 何社か挙げられているのですが、私が知らない会社ばかり。
 外国投資家さん、恐れ入ります。
 「たとえば6日時点の時価総額が2027億円とグロース市場で2番目に大きいGENDA。外国人株主比率は7月時点で約18%と、半年前に比べて6ポイント程度上昇した。同社は18年に創業。後継者不足に悩む企業などからゲームセンターを買収するとともに、IT(情報技術)を駆使するなどして業績を伸ばしてきた」
 「金融業界向けのシステム開発を行うFinatextホールディングスは次世代型のクラウド基幹システムを提供しており、技術力の高さから大手企業への導入事例が相次ぐ。外国人株主比率は3月時点で約18%と、半年前から1ポイント強上昇している」

 「専門業者と個人をつなぐ検索サイトなどを扱うシェアリングテクノロジー株は11月下旬に約5年ぶりの高値をつけ、以降も横ばい圏を保つ。英投資ファンドのアセット・バリュー・インベスターズ(AVI)が今月2日に関東財務局に提出した大量保有報告書で、同社株を1%買い増し、6%保有することが判明。株主還元拡充などの思惑含みで買いが断続的に入っている」

 「こうした企業への買いに共通するのが、高度な技術やアイデアで市場を切り開き、利益を拡大するとの期待だ」
 そして、グロース市場の出遅れ感も。
 「東証マザーズ指数を引き継いだ東証グロース市場250指数は6日時点で634.03。23年末比で10%安と、日経平均株価(17%高)と比べた出遅れ感が否めない」
 やはり新興株も元気がないと、市場の底上げも期待できません。

 「海外投資家が日本の新興企業に買いを入れ始めたことは、停滞していた市場の転機の兆しともいえる」
 来年へ向けて、良いニュースだと言えるでしょう。
            

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