総合・経済面

「10月株価、政策見極め
 総裁選後に円高・株先物急落
 米中の景気重視が支え」

 「今週は米国発のアノマリー(経験則)『10月効果(October effect)』が意識され始めるタイミングだ。10月は株価が弱含み、投資家が神経質になりやすいとされる。世界恐慌を引き起こした1929年の『暗黒の木曜日』、87年の『ブラックマンデー』といった歴史的な暴落も10月に起きた」
 当時とは経済情勢も景気対策も進歩しているはずですが油断はできません。

 「9月28日早朝の大阪取引所で日経平均先物の夜間取引は3万7440円で終えた。日経平均株価の27日終値に比べ2300円強(6%)低く、週初の日本株は大幅下落で始まる公算が大きい。自民党総裁選の結果を受けて円相場が急上昇するなど為替の変動率が高まっており、株式投資家も積極的に買いにくい」
 買いにくいどころか、YouTubeでは売る気満々の人で溢れているようでした。もちろん、冷静な判断をしている方も。

 「一方、海外では投資家が強気に傾いている。米S&P500種株価指数や欧州のストックス600指数は最高値圏にある。上海総合指数は27日までの1週間で12.8%の大幅上昇となった」
 「米連邦準備理事会(FRB)は18日、4年半ぶりの利下げを決め、フェデラルファンド(FF)金利を0.5%引き下げた。インフレ目標達成が視野に入るなか、政策の軸足は雇用と景気への配慮に移った」
 中国の景気刺激策も出て来ましたね。

 「米国の利下げ転換が中国に金融緩和余地を生んでいる。米FRBが高金利政策を続ける間は、対ドルの人民元安やマネーの海外流出を警戒し、人民銀は大胆な緩和に動きづらかったとみられる。追加の緩和策を受け、中国株も一気に年初来でプラス圏に浮上した」  
 中国もアメリカを見ながらの景気浮遊策でした。

 「米中の緩和策は日本株を下支えするか。米国が大幅利下げを進めるとの見方が強まれば、日米金利差の縮小観測から円は対ドルで上昇しやすくなり、短期的に輸出関連株の上値を抑える。一方、米中で消費や設備投資が上向けば、日本企業の海外事業にプラスとなる」
 中国の政策は、早ければ10月にも効果があると言われています。

 「日本株は短期的に石破次期政権の政策を見極める展開になりそうだ」
 「市場では法人税引き上げなど増税政策への警戒が強い」
 「金融・経済に逆風となる政策イメージを石破氏が早く払拭すること」
 さあ、今日一日どうのような展開になるのでしょうか。あと2時間で始まります。


                   

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