グローバル市場面

「日米株高、決算期待が支え
 半導体や外需株、大幅増益見通し
 個人消費の鈍さ補う」

 「日米の株価が最高値まで上昇してきた。株高を支えているのが、これから発表が本格化する2024年4~6月期決算への期待だ」
 日経平均もTOPIXも最高値を更新しました。アメリカ株も負けじと上昇。

 「12日のJPモルガン・チェースなど米銀大手決算を皮切りに米決算発表シーズンが本格化する」
 「業種別にみると利益の伸びには偏りがみられる。生成AI(人工知能)需要拡大の恩恵を受ける半導体関連や、ネット広告などが好調なIT(情報技術)大手はEPS急増が期待される。市場予想では半導体最大手エヌビディアの5~7月期のEPSは前年同期比2.4倍になる見通し」
 ここまでは周知のことでしょう。

 「対照的なのは消費関連だ。金融引き締めの長期化により米国の個人消費には減速感も出ている。ホームセンターのロウズは5~7月期のEPS市場予想が前年同期比13%減となっている。6月27日に3~5月期決算を発表したナイキは、25年5月期通期が前期比で1桁台半ばの減収になるとの見通しを示した」
 ナイキの減収は話題に上っていましたね。

 「日本株も再び上昇基調となっている。日経平均株価は前週に3カ月ぶりに最高値を更新した。4月以降、上値の重い展開が続いていた一因が、2024年3月期決算で企業が示した25年3月期の業績見通しが慎重だったこと。7月下旬に本格化する24年4~6月期決算では、業績予想が改善するとの期待が膨らんでいる」
 期待しすぎるのもねえ。あまり良い結果でない場合が恐ろしい。

 「短期目線の海外投資家は、期初の保守的な企業見通しに驚いて資金を引き揚げていたが、円安の業績押し上げ効果を見越して決算前に日本株へ投資資金を戻しつつある」
 「日銀が1日発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の事業計画の前提となる24年度の想定為替レートは全規模全産業で1ドル=144円。足元の水準に比べ15円ほど円高に見積もっており、外需企業を中心に為替が業績を押し上げるとの期待がある」
 円安に頼るのも癪ではありますが。

 「3月期企業に先行して決算発表シーズンを迎えるのが、小売りなど2月期・8月期企業の3~5月期決算だ。総務省が5日発表した5月の家計調査によると、2人以上世帯の実質の消費支出は前年同月比1.8%減少したものの、勤労者世帯の実収入は実質で3.0%増だった。6月の小売り各社の既存店売上高では、百貨店や外食、アパレルなどで前年同月比での伸長がみられた。高額消費やインバウンド(訪日外国人)消費が好調だ」
 アメリカと比べて、日本の小売は好調なようです。

 「賃上げが国内消費の回復に寄与しつつあることを確認できれば、海外勢を中心にさらなる日本株の見直し買いのきっかけになる」
 「決算ではより強気な業績見通しが示されるとの期待がある」
 しかし反面、このような意見もあります。

 「足元の株高は、円安でかさ上げされた高水準の業績進捗に期待した『円安プレー』でしかない」
 「世界的な製造業の回復は遅れており、円安の押し上げ効果だけでは今後の買い材料とはなりにくい」
 これも納得が行きます。
 そうだよなあ、構造的な問題が発展しないと、そうそう強気にはなれませんよね。

                   

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