マーケット総合面

「株10月下げ幅、今年最大
 998円、4カ月続落は9年半ぶり」

 多少騰がっても、それほど嬉しいと思えません。
 昨日の日経平均は161円高の30,858円、TOPIXは22ポイント高の2,253ポイントで引けています。
 マザーズは7ポイント高、東証リート指数は10ポイント高でした。         
 
 「朝方は売りが先行したものの、日銀が金融政策決定会合の結果を公表すると、政策修正への過度な警戒感が後退して短期筋による買い戻しが入った。もっとも国内金利の先高観はくすぶるなかで半導体関連には売りが出て、相場の重荷となった」
 どうりで、日経平均の上昇率は0.53%でしたが、TOPIXは1.01%まで騰がっています。

 しかし、10月は振り回されました。
 「日経平均株価は10月に998円(3%)下落した。月間の下げ幅としては今年最大で、2014年1~4月以来9年半ぶりに4カ月連続で下げた」
 今年最大の月間下げ幅、1000円ですものね。

 「日経平均は10月までの4カ月で計2330円下げた。金利上昇を受けた米ハイテク株安のあおりを受けたほか、中東情勢や日銀の政策変更への懸念なども重荷となった」
 「米長期金利は10月後半に16年ぶりに5%台をつけるなど上昇基調が続く。国内でも半導体製造装置のアドバンテストが直近3カ月で2割超下げるなど、ハイテク関連を中心に株価の逆風となっている」
 決算も期待通りにはならず。

 「4~9月期の決算発表を受けた失望売りも目立つ。日経平均採用銘柄のうち、10月の下落率首位は26%安の三菱自動車だった。24年3月期の業績予想は引き上げたものの、販売台数(小売りベース)見通しの下方修正が嫌気された」
 業種別で自動車は月間6%安、だったそうです。

 「もともと市場の期待が高かった分、好業績でも増配や自社株買いなどが発表されなければ、売りが優勢になるなど選別が厳しくなっている」 
 10月は好決算で期待できる、ともっぱらの評判でしたが、まさかここまで下がるとは思えませんでしたね。良い気分でお正月を迎えたいのですが。まだ早いか。
      
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