グローバル市場面

「米株、先行指標に黄信号
 小型・輸送指数の低迷深まる
 景気鈍化への懸念映す」

 株式市場が自信を失っている、との内容です。
 「米株式市場で相場環境の 先行指標 に黄信号がともっている。代表的な小型株指数のラッセル2000株価指数は下げが加速し、S&P500種株価指数に対する比率がITバブル崩壊直後以来の水準に落ち込んだ」
 詳しく見て行きます。

 「前週末27日はS&P500が3日続落し、7月高値からの下落率が調整局面入りとされる10%を超えた。地合いの弱さを映す指標として市場参加者が注目するのが、時価総額が相対的に低い小型株の軟調ぶりだ」
 「ラッセル2000は米市場で時価総額1001~3000位の銘柄を対象とする株価指数。27日、約3年ぶりの安値の1636.94まで下げた。7月高値比で18%安と大型株より値下がりがきつい」
 これが意味を持つのです。

 「小型株安の背景には米金利上昇の逆風がある」
 「金利の上昇は、将来の利益見通しを現在価値に引き直す際の割引率を高める。高PERの企業に調整圧力がかかりやすく小型グロース(成長)株のバリュエーションが崩れている」
 ここまでは良くわかります。

 「利払いなどの財務負担増による収益懸念も意識されている。中小規模の企業は大企業と比べて借り入れ依存度が高く、金利水準などの負債コストが相対的に重いからだ」  
 「同じく先行指標としてダウ輸送株平均の軟調さも懸念されている。鉄道や航空、物流企業などの景気敏感銘柄で構成される。9月末から10月27日までの下落率は9.4%でラッセル2000(8.3%)以上に下げがきつい」
 小型株も輸送株も低迷。これはヨーロッパでも同じ傾向のようです。

 「小型株は国内総生産(GDP)の強弱に連動しやすい。米個人消費は一見強いが、金利上昇による先行き鈍化を示唆している可能性がある」
 先行き鈍化ですよ、鈍化。何だか嫌ですねえ。これから本格的な老後生活が始まる時に景気の悪化懸念。
 むしろ新NISAで安くインデックスファンドが買える、積み立てられる、と前向きに思うべきでしょうか。       
          
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