マーケット総合面

「地銀株、日銀会合控え上昇
 山梨中央銀など6銘柄、年初来高値」

 日経平均、大引けでは389円高の30,991円でした。TOPIXは30ポイント高の2,254ポイントで引けています。
 マザーズは9ポイント高、東証リート指数は27ポイント高でした。

 「前日の米株式相場は下落したが、前日の日経平均が大きく下げていたこともあり、自律反発を狙った海外短期筋による株価指数先物への買いが優勢だった」
 「米長期金利の上昇一服のほか、半導体関連株やアジア株式相場の上昇も追い風となり、終日高い水準で推移した。日経平均は節目の3万1000円を上回る場面があった」
 とくに地方銀行が強かった。

 「東京株式市場では地方銀行株の上昇が目立った。日銀が週明けに開く会合で、超低金利政策の修正に動くとの観測が強まっている。割安に放置されている地銀株も多く、収益環境の改善期待から物色が広がった」
 割安に放置、ですか。良い言葉です。私も欲しいくらい。
 
 「山梨中央銀行株は5%高となり5年ぶり高値を付けた。同じく5%高の名古屋銀行株や4%高のめぶきフィナンシャルグループなど、地銀6銘柄が27日に年初来の高値を更新した」
 この地合いでの年初来高値、いかに騰がっているかがわかります。

 「9月末比でみても4~9月期の業績見通しを上方修正した九州フィナンシャルグループ株が17%高となるなど、1%安の三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンク株よりも騰勢が強い地銀株が多い」
 まあ、メガバンクはすでに騰がり過ぎの感じもしますからね。

 「地銀は預金と貸し出しの金利差や市場運用で稼ぐ。金利上昇は業績改善につながりやすい。米金利高が波及し、日本の長期金利(新発10年債の利回り)は0.8%台後半と、日銀が念のための上限キャップ(植田和男総裁)と位置付ける1%が迫る」
 さらに日銀の金融政策修正への期待もあります。

 「グローバルに事業展開するメガバンク株は海外金利高を受けて資金流入が先行していた。地銀株は九州FGでもPBR(株価純資産倍率)が0.5倍台と割安感が強い銘柄が多い」
 「融資先に乏しい地方が基盤の銀行の方が、国内金利上昇が収益環境改善に与える影響は大きい」      
 ほうほう、そうですか。地元の地銀に注目でしょうか。長男一家が住む愛媛にも伊予銀行と愛媛銀行は店舗もたくさんあり、昔ながらの名門企業然、としていました。こちらにも目を向けてみましょう。
         
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