グローバル市場面

「米国債、増発と格下げ打撃
 財政悪化、利回り上昇圧力
 日本勢の国内回帰も拍車」

 今朝のニューヨーク市場はダウもナスダックも大幅下落、とくにナスダックは2%以上下がっています。理由は明白。
 「米国債市場が揺れている。米財政の悪化を受けて米国債の増発が決定された。格付け大手フィッチ・レーティングスは1日に米国債の格下げに動いた。日本勢の国内回帰も米国債の不安に拍車をかける。米財政状況に改善の兆しは乏しく、米国債利回りに上昇圧力がかかる」
 
 「1日の米債券市場で米30年物国債利回りは一時4.1%台と2022年11月以来の高水準をつけた。長期金利の指標となる10年債利回りは4.0%台と3週間ぶりの高水準に上昇した」
 「米連邦準備理事会(FRB)の利上げ長期化に加え、米国債の増発が意識されていたことが金利上昇の背景だ」

 「日銀が日本の長期金利の変動許容幅の上限を事実上1%に引き上げたことで、日本国債利回りが上昇基調にあることも意識される。日本国債の投資妙味が増すことで、米国外で最大の米国債投資家である日本マネーが米国から日本に流出しかねない。米国債の需給悪化につながる」
 そんなものでしょうか。アメリカ国債の方が金利は高いですし、流通面でも有利に思えますが。

 「さらに、フィッチ・レーティングスは1日、米国の外貨建て長期債務格付けを最上位の 
 トリプルA から1段階低い ダブルAプラス に引き下げると発表した。今後3年間で予想される財政悪化や、債務上限問題を巡る政治の混乱を理由に挙げた」
 これも痛かったですね。いや、むしろ、格付け引き下げが効いたような。

 「米財政が今後も悪化する見通しは不変だ。米議会予算局(CBO)によると、利払い費の対国内総生産(GDP)比は22年の1.9%から10年後には3.6%まで膨張する」
 コロナがありましたから、大盤振る舞いをした結果です。致し方ない面もあります。

 「バイデン米大統領は富裕層向けの増税で財政再建を目指す方針を示しているが、米連邦議会は上・下両院で多数派が異なる ねじれ議会 だ。野党・共和党が合意する可能性は低い。双方が合意した歳出削減策は小粒で、当面は財政悪化を止められない。社会保障や国防費は歳出抑制の対象から外した」
 この、ねじれが今後心配。

 「24年11月の大統領選で勝利する次期政権は、議会と調整して再び債務上限を引き上げたり、上限の効力を停止したりする必要がある。デフォルトのリスクはオバマ政権だった11年や13年にも起きており、今後も繰り返す懸念がある」  
 オバマ時代には、美術館や博物館も休館になり、日本人観光客が途方に暮れる図が、繰り返しニュースで放送されていました。強烈に覚えています。しかし、もう10年も経ったのですね。

 「11年の米国債格下げ時には市場のリスク回避姿勢が強まり、結果として米10年物国債利回りは格下げ時の2.5%から1カ月半で1.6%まで低下した」   
 さて、今回の混乱はどれくらいで収まるのでしょうか。
 アメリカ国債、ゼロクーポン債を保有している身としては多少気になるところです。
   
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