金融経済面

「ネット証券、富裕層に照準
 マネックス専業会社を設立
 SBIは銀行と共同店舗」

 富裕層ではないので、何の心配もいらないのですが、ネット証券も大変なのだなあ、と思われる記事です。

 「インターネット証券があまり力を入れてこなかった富裕層ビジネスを強化する。マネックスグループは専業会社を立ち上げた。SBIホールディングスは銀行との共同店舗を軸に顧客を開拓する」
 特定口座は長年マネックスを使っているので興味はあります。

 「SBIや楽天証券は口座数で野村証券を上回る規模に成長し、足元でも口座開設の伸びは高水準だが、新規客は投資信託の積み立てなど少額の利用者が多い。顧客は増えても利益にはつながりにくい。そこで多額の預かり資産を見込める富裕層にも照準を合わせる」
 富裕層はどれくらい存在しているのでしょう。 

 「保有する金融資産がおおむね1億円を超える日本の富裕層人口は世界で2番目に多く、資産額は10年間で7割増えた。成長市場とみて経営資源を割り振る」
 「21年時点で365万人いる」
 これ、世界で二番目だそうです。ネット証券も狙いたいでしょうね。

 「マネックスは21年に富裕層向けの事業を始め、22年10月にマネックスPBとして分社化した。商品やシステムはグループの共通基盤を活用して富裕層営業に特化する。22年11月に東京に次ぐ2カ所目の拠点を名古屋市に開いた。担当者も増やして営業を強化する」
 へー、マネックスが分社化したことは知っていましたが、実店舗を持ったとは知りませんでした。

 「楽天証券は富裕層向けの営業部隊を自社に持たない。提携する約120の金融商品仲介業者を通して富裕層向けに運用をプロに任せる商品などを提供する」
     「SBIは銀行との共同店舗SBIマネープラザを軸に富裕層を開拓する。2月にSBI新生銀行との共同店舗を東京・銀座に開く。東和銀行や清水銀行など出資先との共同店舗も全国に展開してきた」     
 このところのSBIグループの動きは活発なよう。SBI新生銀行のコンビニATM無料もここへ繋げたいのでしょう。富裕層だってATM無料は魅力あるはず。

 富裕層でもないのに、結構真剣に読んでしまいました。
 「多額の預かり資産」を巡っては熾烈な戦いになりそう。地方の富裕層は大手証券ががっちりと食い込んでいそうです。

                                  

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