マーケット総合面
「株、一時2万6000円回復
海運や石油、買い戻し活発」
日本株は騰がるには騰がりましたが、頭を押さえられたようにも見えました。
日経平均は153円高の25,973円、TOPIXは6ポイント高の1,875ポイントで引けています。
マザーズは6ポイント高、東証リート指数は20ポイント安でした。東証リート指数は年始から下がりっぱなしです。
「朝方は前日の米株式相場の下落を受け売りが先行したが、最近の下落傾向で値ごろ感が強まったとみた海外短期筋による買いが次第に優勢になった。一部の値がさ株が買われたほか、対ドルでの円相場の下落を支えとした自動車株の上昇も目立った。上げ幅は200円超に達する場面もあった」
とくに2万6000円を回復したのは今年お初でした。
「主導したのは割安感の出ていた海運や石油、電子機器などだ。海外の景気不安や日銀の金融政策動向の不透明感を受けて株価の調整が進んでいたことから、短期筋を中心に値ごろ感のある銘柄の買い戻しが活発になった」
売られすぎ銘柄が買われたようです。
「反発が目立ったのが海運株だ。東証の業種別株価指数 海運業は3%上昇し、全33業種のなかでトップだった。買い戻しの背景には指標面での割安サインがある。25日移動平均からの下方乖離(かいり)率をみると、商船三井と日本郵船は5日時点でともに7%を超えていた」
下方乖離率は5%を超えると売られすぎ、とされるよう。
「石油や電子機器関連などでも、売られすぎ銘柄の反発が目立った。乖離率が同9%だったINPEXは3%上昇。同6%だった太陽誘電、同7%だった東京エレクトロンも日経平均の上昇率を大きく上回った」
もう一つの要因は空売り比率です。
「海運業は業種別の空売り比率が64.5%と全業種のなかで最も大きく、割安感や高い配当利回りに注目した押し目買いが入るなかで、売り方の買い戻しが入ったのではとの指摘がある」
空売りの買い戻しはジェット噴射の燃料のようなもの。
ただ、これがいつまで続くかです。アメリカ株と連動していないことは良いことなのかも知れませんが「日銀の金融政策動向が見通しづらいことを不安要因にあげる声も多かった」そうなので、買いが続くかどうかは微妙ですね。
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