マーケット総合面

「米長短金利が一時逆転
 逆イールド現象、景気後退の警鐘
 早期インフレ鎮圧焦点」

 日高屋の30億円赤字も大いに気になるところですが、やはり景気後退のシグナルには触れておくべきでしょう。

 「29日の米債券市場で期間2年の国債利回りが10年債の利回りを上回る逆イールド(長短金利の逆転)が一時発生した。近い未来の景気後退を示すサインとして関心が高く、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めに対する警鐘といえる」
 今、映画評論家 淀川長治さんの、怖いですね怖いですね恐ろしいですね、と恐怖映画を語る口調を思い出しました。
 「インフレ鎮圧と景気回復の両立が綱渡りなのは確かだ」

 「逆イールドは年限の短い国債の利回りが長い国債の利回りを上回る状態を指す」
 「過去には1970年代以降の大半の景気後退局面で、その1~2年ほど前に逆イールドが発生した。2008年に始まった金融危機時はその2年ほど前に発生し、01年のIT(情報技術)バブルの崩壊時も、約1年前に逆転した」
 ただし、これは経験値であり、確定しているものではありません。
 
 「FRBは期間10年などの長期金利を用いた金利差だと景気の予測精度は低いとみる。代わりに重視する今後1年半以内の金利差をみる指標は、当面の利上げ路線を反映し拡大がまだ続く。景気は強く、今後1年の後退リスクは低いとして引き締めによるインフレ鎮圧を優先する構えだ」
 そうは言っても、コロナの金融政策はバブルを生んでいます。この処理を考えただけでも、景気が今以上どんどん良くなるとは思えません。ロシアだけではなく、世界各地で紛争は起きそうですし。

 景気後退はない、とは言い切れません。というよりも、日本でも物価高を意識せざるを得ない状況になっています。消費を落ち込ませれば経済は停滞します。ひたひたと景気後退へ向かっている気がします。安心はできません。
 それでは、サヨナラサヨナラサヨナラ。
     
    
IMG_20220331_044700

    最後までお読み頂き、ありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。お役にたちましたら、クリックをお願い致します。
今後の励みと致します。


にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
にほんブログ村


投資信託ランキング

スポンサードリンク