総合・経済面

「劇薬覚悟、ロシア包囲網
 決済停止で最大級の圧力
 米欧、ルーブル暴落狙う
 独も一転賛成」

 さあ、どうなるのでしょうか。まず、どのような手段か、です。
 「米欧はロシアの一部銀行を国際決済網の国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除する。米国はロシア最大手銀行のズベルバンクなどに対し、既にドル取引を制限する個別制裁を科している。さらに1万超の金融機関が参加するSWIFTから遮断すればユーロや円、人民元、ルーブルとあらゆる通貨での決済が事実上不可能になる」

 アメリカの政府高官は「ルーブルを暴落させる」と息巻いているそう。
 「エネルギーをロシアに依存する欧州は強力な金融制裁に消極的だったが、ロシアがウクライナ侵攻の手を緩めず強硬姿勢に転じた」
 このくらいしないとロシアは応えない、と思ったのでしょう。

 「SWIFTから銀行排除はイランへの制裁で効果をあげた」
 「ただ、対ロ制裁はイランに比べて世界的な衝撃が大きい。イランのGDPは約20兆円にすぎないが、ロシアは約150兆円と約8倍の経済規模がある」
 とくにヨーロッパはエネルギーをロシアに依存しています。慎重にならざるを得ませんでしたが「欧州の主要都市でもウクライナ支持の大規模デモが急速に広がり」制裁へ踏み切ることに。

 通貨が下落するとどうなるのか。
 「通貨が急落すれば輸入品の価格が上がって生活も困窮する。ロシアは既にインフレ率が8%台まで高まっておりロシア国民の間で反戦機運が高まる」
 欧州に不安もあります。ロシアの国力が弱り過ぎて負債を返済できないとなると、ヨーロッパの銀行も痛手。新たな金融リスクを抱えることになります。
 
   
IMG_20220228_043806

    最後までお読み頂き、ありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。お役にたちましたら、クリックをお願い致します。
今後の励みと致します。


にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
にほんブログ村


投資信託ランキング

スポンサードリンク