グローバル市場面

「日銀ETF買い、今年再び増加も
 2%ルール維持できるか」

 日銀がETFを買うか買わないか、あるいは買うそぶりがあるかで株価は上下します。このところ聞かなくなっていた日銀砲、さく裂するのでしょうか。

 「22年1月は既に2回買った。不安定な株価を背景に再び増え始める印象を与えている」
 もちろん日銀はアメリカの利上げも睨んでいます。「年初に2万9000円程度だった日経平均株価は最近では一時2万6000円近くまで下落した」
 それもあって1月にETF買いがあったのでしょう。

 「パウエルFRB議長も26日の記者会見で、当面四半期ごとではなく毎回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを決める可能性がある点を否定しなかったと受け止められた」
 「秋に中間選挙を控えるバイデン米政権にとってインフレ退治は重要な政治課題だ」
 株価よりもインフレ対策が優先になるのかと。

 今、日銀は2%ルールを定めています。TOPIXが2%下落したらETFを買う、と。
 「22年1月に入り日銀がETFを買った14日や25日の午前は株価下落率が2%を超えていたが、1.98%下落だった27日は行動を控えた」
 随分厳格に履行されているようです。
 
 「21年春の政策修正で日銀が打ち出したのは、株価が大幅に下落した時に限って行動を起こすという姿勢。ETF買いをやめたとは言っていない。年6兆円という購入額の原則を削除する一方、年12兆円という上限は残してある」
 まだ株価は落ち着かない様相。この先、日銀はどう出るか。

 忘れて欲しくないのは出口戦略。日銀がETFを買い株価を支える。「ETF購入は主要国の中央銀行として異例の政策」
 日銀が多くの企業の大株主で永くいるのもおかしな話し。さらに大きく株価が下がれば日銀そのものが揺らぎます。
 買って保有しているものをこの先どうするのか。ここも論議しないといけない時期ではないでしょうか。

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