総合1面

「NY株最高値、再び適温相場に
 景気回復、頭打ち懸念」

 記事の結論から。「停滞感が浮上しつつある経済と乖離するような形での株高は危うさも抱えている」
    これは誰もが思うことでしょうが、それでもNY株は上昇を続けています。

 「2日のダウ平均は4日続伸し前日比152ドル82セント高の3万4786ドル35セントと、終値ベースでは5月7日以来2カ月ぶりに史上最高値を更新した。S&P500種株価指数、ナスダック総合株価指数も最高値となった」
 後押ししたのは6月の雇用統計でした。「非農業部門の雇用者数が市場予想を上回り、雇用改善が着実に進んでいることを示した」

 「2日の米10年物国債利回りは1.4%台前半に低下(価格は上昇)した。景気回復と金融緩和を前提に株高と債券高が共存する適温相場の状況だ」
 ある専門家は「足元の米株式市場をいつ試合が終わるか分からない延長戦のようだと話す」上手いことを言います。「株高の持続力に懸念を持ちながら、上昇する株価に遅れまいと付いていく市場参加者は多い」

 懸念、とありますが例えば半導体の不足、中国の景気回復の陰り、商品価格の上昇など挙げられていますが、私が気になるのは「株の割高感」です。
 「収益力に対する株価の高さを示すPERはS&P500ベースで21.6倍と、過去5年間の平均18.4倍を大きく上回る。米金利の低下を受けてハイテク株にも資金が流入し、マイクロソフトの時価総額は2兆ドル、フエイスブックの時価総額は1兆ドルの節目をそれぞれ突破した」
 
 PERが高くなっている所が一番悪い意味で気になります。その上、日本株は他の先進国株に遅れも取っています。NY株が下落すれば、日本株はさらに大きく売られてしまう可能性がある、と強く思っています。

    
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