マーケット総合面
「コロナ後 デフレ 拭えぬ懸念」
雨、ひどかったですね。朝、通勤時はお休みすれば良かった、と思ったほどでした。しかし、ようやく引継ぎが始まる初日です。風がないだけ幸せ、と思うことにしました。
昨日の日経平均は84円安の28,707円、TOPIXは4.36ポイント安の1,939ポイント。天気と同じく冴えない展開が続いています。
マーケット総合面のコラム「大機小機」ではデフレの懸念について触れています。
一般的には、コロナ収束後大きな消費がやって来る、リベンジ消費だ、と言われています。
「ウイズコロナ時代には、飲食や旅行といった対面サービスを伴う消費が大幅に控えられた一方、定額給付金など政府の支援策が所得を下支えした結果、人々の貯蓄が大幅に増加した」
「ポストコロナ時代には、コロナ禍で抑圧されてきた消費が感染終息とともに一気に爆発する可能性がある。回復が遅れていた対面サービスを伴う業種の一部で、ワクチン接種が進展するとの見通しから株価が上昇基調を見せているのはこのためだ」
私もこの説に賛意します。恐らく抑えられてきたマグマは巨大なはず。外食、旅行へお金を使う、いえ使いたいと自分も考えていますから。
「ただ、日本経済に関してはパンデミック後にデフレが再来するという悲観的な見方も存在する。ウィズコロナ時代には、デジタル化や脱炭素社会に向けた対策の遅れなど、日本が直面するさまざまな構造的な問題が浮き彫りになった」
まあ、言われてみればそうですが。
「 コロナ禍の以前から顕在化していた少子化や財政赤字の累積といった問題も、 ウィズコロナ時代を経て従来以上に深刻になっている。経済活動が落ち込むなかで賃金が大きく下落したのは、主要な先進国では日本だけである」
うーん、そうかあ・・・・・
世界のエコノミスト予測値でも日本のインフレ率は低いまま、だそうです。
「日本経済が置かれた状況は大きく異なるようである。本格的な経済回復を実現していく過程で、これらデフレ懸念をどのように克服していくのか」
構造的な、大きな問題過ぎて手に余ります。確かにデジタル化の遅れはコロナでも明るみに出ました。脱炭素も成果はまだ先でしょう。財政赤字の累積など、数年で解決できるものでもありません。
自分なりにできることと言えば、やはり消費をすること。外食し、旅行しお土産を買う。小さいことかも知れませんが、消費することが経済を回す基本、と念頭に置いてお金を使いたいと思います。
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