総合1面

「個人が揺らす市場2
 この国は成長するの?」

 思わず熟読してしまいました。
 連載の「迫真」です。昨日はアメリカの低所得者が株取引で少しでも豊かになりたい、という姿を追っていました。今日は日本が対象です。

 「個人投資家が口をそろえるのは米国株は右肩上がりだが、日本株はレンジ圏で推移する。日本株の上昇は長続きしないと見ているのだ」
 「個人の米国株傾倒は鮮明だ。日興リサーチセンターによると、日本株を組み込む投信は2月まで11カ月連続で資金が流出した。一方、海外株投信は8カ月連続で流入超だった。ネット証券大手3社の海外株の売買代金も20年に約9兆2000億円と前年の4.5倍に膨らんだ」
 昨年は米国株一択か、先進国株をも含めるか、で投資信託のスタンスで意見も割れていました。なぜか、日本株は個別株は賑わっても日本株投信についてはあまり論調されず。

 「楽天証券社長の楠雄治は日本にいても海外の情報を取りやすくなったことが米国株ブームに寄与したと指摘する。日本の個人投資家は自国商品で運用する傾向が強いとされてきた。だが、今や海外企業の決算や発表資料は瞬時にネットで世界を駆け巡る」
 ある個人投資家はこう語ります。



 「日本は人口が減るし、移民も受け入れていない。日本株に投資するのは考えられない」
 日本株には夢を感じることができない、そうです。それは日本はこれ以上成長をしない、と見切りをつけられているのと同じこと。

 日本はものづくり、匠の国。そうそう捨てたものではないと思うのですが、投資に関しては大して魅力を感じなくなってしまったのでしょうか。


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