マーケット総合2面
「東証REIT指数、1年ぶり高値
ホテル・オフィス型活況」
昨日の日経平均は48円高の29,432円。TOPIXはマイナス15.48ポイント。やはりTOPIXの方が実情を映しているよう。私の体感も全体的にはマイナス、でした。権利落ち日もあって、多くの銘柄が下落しています。大きく崩れなかっただけでも今後に期待が持てます。
着目すべきは「30日の東証REIT指数は反発し、1年1カ月ぶりの高値を付けた」ことです。理由は「新型コロナウイルスのワクチン接種が進めば観光やテナント需要が復調して組み入れ物件の収益が拡大するとの見方から地銀などが買いを入れている」
地方銀行にとってリートからの分配金は大事な収益、昨年のコロナ暴落の時は地銀がリートを手放して、下落幅を大きくしたようです。
「東京証券取引所に上場する銘柄の年初からの上昇率をみると、1位はインヴィンシブル投資法人(27.5%高)、2位は星野リゾート・リート投資法人(27%高)とホテル物件を組み入れるREITが上位を占める」
おお、お金はとうとうホテルリートへも手を伸ばし始めました。
「3位はいちごオフィスリート投資法人(26.6%高)、4位は投資法人みらい(25.9%高)とオフィス型も上位。こうした銘柄がけん引し、30日の東証REIT指数は前日比16.27(0.8%)高の2014.60と、2020年3月6日以来の高値を付けた」
都内のオフィスビルの空室率が上がって来たというのに、オフィス型リートも買われています。
私はこの先が明るいとしてもホテル型やオフィス型のリートは買わないなあ。
「海外観光客の回復や空室率の低下など、経済本格回復を先回りした買いが入っている」「ホテルやオフィス型REITは、住宅や物流施設を組み入れるREITに比べて出遅れがちだったが、先行きの業績拡大を見越した買いが入っているという」
地方銀行の買い意欲も戻って来ています。
「ある大手地銀の運用担当者は割高感のある一部の物流型を除き、REITは低金利環境の中で利回りを十分にとれる有力な投資先とみて買いを入れている」
確かにリートは高い分配金が魅力です。収益の一定を分配金として投資家へ還元しなければいけないので、株式よりも高利回り。
ただ日本は地震もあれば台風など自然災害が多いので危険もあります。都市集中ではなく、地方への分散、住宅型へも資金を振り向けているリートでないとちょっと怖い気もします。

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