今朝の日経から3年3月30日優待のための株式購入【株式・投信・マーケット】 : インデックス投資家の老後生活<実践編>

　
マーケット総合2面

「配当・優待銘柄の売買活発
　個人期末の権利取り狙う」

　昨日の日経平均は207円高の29,384円で引けています。TOPIXは9.18ポイント。まずまずと言ったところでしょうか。個人的には、先週末のニューヨーク市場が好調だっただけに、もう少し勢いがある展開を望んではいましたが。

　さて、マーケット総合2面では高配当や使い勝手の良い優待券の銘柄が活発な取引だったと報じています。
　
　「3月期末の権利付き最終売買日で、権利取りを狙った買いが入りやすかった。日経平均株価の上値が重いなか、株主還元に着目する個人投資家の存在感が大きくなりつつある」
　ちなみに株を買うと貰える優待は次のようなものです。

　「東京ディズニーリゾートの1日パスポートがもらえるオリエンタルランドは前週末比3％
上昇し、売買高は2倍に膨らんだ。グループ製品がもらえるゼリア新薬工業は4％高、配給する映画の優待券がつく東映が3％高、プライベートブランドの引換券がなどがつくサンドラッグは2％高だった」
　うーん、どれもあまり触手が動きません。貰っても使わずに終わりそうです。強いて言うならサンドラッグのプライベートブランド、でしょうか。
　むしろ高配当株には興味が湧きます。

　「配当に着目した買いも活発だった、SBI証券の売買代金ランキングでは三井住友フィナンシャルグループや武田薬品工業が上位となった。両社とも予想配当利回りが4％超と日経平均採用銘柄の平均（26日時点で1.6％）を上回る。連続増配する銘柄で構成する野村日本連続増配インデックスは2月末比で7％高と、1％高の日経平均を上回って推移する」
　野村日本連続増配インデックスは投資信託です。ちょっと見てみたら、信託報酬が1.584％、しかも3カ月ごとに分配金を出しています。私は買わないなあ。

　「配当や優待狙いの銘柄に買いが集まるのは相対的に出遅れた銘柄も多いため」だそうです。また「足元では業績が回復基調にあり減配リスクは低減している」とも。
　これは先行きが明るい兆候と思って良いのでしょうか。いえいえ、そういう楽観が怖いのです。気を引き締めなければ。
　しかし昨日の権利取りの反動で、今日は大きく下がりそうですね。

　　　　　　