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 明日から「高年齢者雇用安定法」が改正されます。65歳までの雇用義務化から「70歳までの雇用機会確保が努力義務」とされるものです。

 これは私が勤務する従業員100名程度の中小企業、しかも運輸倉庫業としてはありがたい制度改正です。100名程度の会社では新卒者を採用するなど夢のまた夢。ほとんどが中途採用か親会社からの転籍者。

 親会社は上場1部企業ですので、新卒者を毎年採用していました。「断層を作らない」ために業績が悪い時は人数を絞ってまで数名を取っていたものです。上場企業は希望者がわんさか来ました。今はネットでエントリーするので気楽に辞退できるためか、エントリー数なら数千人集まったものです。

 反面、グループ企業子会社となると無名であり規模は小さく、中途採用で何とかなっている状況。新陳代謝よりも現有人員確保のためには定年を伸ばし「長く働いてもらう」しかありません。ですので、会社としては70歳まで雇用する制度はありがたいものです。

 しかし、個人的にはたいそう迷惑な話し。「みんな70歳まで働くのだから、むーちょさんも70歳まで働きましょうよ!」となるのが嫌。というか不愉快。
 働きたい人は働けば良い。65歳の年金受給と共に引退を決意しているおじさんを巻き込まないで!と思う次第です。

 だいたいコロナで企業業績が大方下がっている時にタイミングが悪すぎます。リストラしている企業がこれだけ多くあるのに、70歳雇用ですか?という感じ。鼻で笑っている会社の幹部も多いのではないでしょうか。
 一番迷惑なのは大企業の若手社員でしょうか。あまり使えない、役職をはく奪され給与も下がりやる気を無くした高齢者が70歳までいるとなると、モチベーション劇下がりでしょう。

 いてほしい人と、早く退職してほしい人との選別もしないまま一律に「70歳までの雇用努力義務」などナンセンス、としか言いようがありません。日本の政府が考えそうなことです。
 私はお国の定めたことには抗わず素直に従うタイプではありますが、ことこの法案改正には従う気はさらさらありません。誰が65歳以上も働くものですか。
 
 土曜日の棚卸で親会社から来た経理部や内部監査室の面々は同世代。「定年になったら、どこで働こうか」「毎週求人広告を見ている」などと話していました。「むーちょ君はどうするの?」と聞かれきっぱりと「65歳でやめて家にいます」と答えました。
 すると「口々に退屈するらしいよ~」「OBの〇〇さんは1カ月で嫌になってシルバー人材センターの登録したそうだし」と言い出しました。

 ああ!うざい。退屈したいの。日々何もせず暇だなあ~と言いたいの。
 どうして分かってくれないのでしょうか。
 今回の法改正は個人的には「ガン無視」です。愚かな法改正だと思っています。きっと気持ちを同じくする「同志」がかなりの数いると踏んでいます。おお!同志よ、連帯しよう!
働かずに家でゴロゴロしよう。
 
  それでは、また明日!!
                                                   
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