総合4面
「雇用・消費、低迷続く
求人、コロナ前の2割減」
コロナ禍で憂慮していたのは失業者が街に溢れてしまうこと。雇用調整助成金のおかげで解雇は食い止めていられても、財源には限りがあります。いつまでも雇用調整助成金を出し続けるわけには行きません。
厚生労働省のホームぺージを確認すると、雇用調整助成金も3月で終わるよう。その後の雇用はどうなるのでしょうか。
「厚生労働省が29日発表した2020年12月の新規求人数はコロナ前の前年同月から2割減ったままだ。再度の緊急事態宣言令を受け、1月の消費者心理は昨年7月ごろの水準に逆戻りした」
「前回の緊急事態宣言が発令された20年4月に過去最高の597万人まで増えた休業者は9月以降200万人を割っていた。改善傾向に向かうとみられたが、感染が再拡大した12月に入り
202万人へと再び増加した」
それでも未だ雇用調整助成金を貰い、綱渡りの状況が続いている会社も多いことでしょう。しかし、社内失業者がどれだけいることか。顕在化していないだけで、調査に現れない潜在失業者も多くいるはず。
「1年弱で失業率が4%付近から5%台半ばに上昇したリーマン・ショック後と比べると、今回の失業率の上昇幅は限られている。政府の雇用調整助成金の拡充もあって失業者の大発生は免れている面はある」
「足元ではサービス業や小売業などで働く非正規雇用の状況が特に厳しい」
ネットで見る意見として、人手が足りない介護職に就けばいい、運転手も足りない、ともありますが、そうそう働く業界を変えるのも簡単ではありません。それまでのキャリアや仕事に対する忠実さはどこへ行ってしまうのでしょうか。社内で配置転換するだけでも想像以上の軋轢が生まれています。
それほど簡単にマッチングしません。
このままで行くと4月には失業者が増大します。たやすく消費が戻るとは考えられません。あと2ヵ月後には悲惨な光景を目にしてしまうでしょう。

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