総合4面

「米経済対策協議にらむ
 難航なら米国株に逆風」

 先週末の日経平均は2日で約1,000円下げるという状況でした。さて、今週の風向きはどちらへ吹くのでしょうか。
 日曜日は「Outlook 今週の市場」から、です。

 「バイデン大統領は就任直前の14日に1兆9000億ドル規模の追加経済対策を表明した。このうち1兆ドルは現金給付や失業保険など家計支援だ。市場が事前に想定していた以上に規模が大きく、株式市場で好感する動きが広がった」
 バイデン大統領誕生と、選挙で民主党が勝ちブルーウエーブが巻き起こりました。増税に積極的と言われたバイデン大統領では株価は下がると思っていた人も多いよう。

 「民主党のなかでもバイデン大統領の案には慎重な議員もいるため、1兆ドル程度に減額される可能性があるとの見方がある」「昨年終盤からの株高は経済対策と新型コロナウイルスのワクチンへの期待が原動力だったため、大規模な経済対策の実現性が揺らげば株価は大きく下落する可能性がある」
 これは怖いですね。巷間ではワクチン接種が始まり、金融政策や財政出動が抑えられてきた時が下落の始まり、としています。その前にバイデンショックは来るのでしょうか。憂慮すべき点は、もう一つあります。

 「株式市場では高値警戒感も強まっている。先週はダウ工業株30種平均が1014ドル安と大幅に下落し、1カ月半ぶりに3万ドルの節目を割り込んだ。株安への警戒を映すVIX(恐怖指数)も急上昇した。投資家の持ち高がリスク資産に偏っているため、悪材料に強く反応する可能性もある」
 悪材料に強く反応、ですか。

 一時的な反落となるのか、本格調整に入るのか。昨年のコロナ暴落のようなことにはならないでしょう。明日の日経平均の寄り付きを楽しみにしています。

   
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