ご訪問ありがとうございます。

 今週手にしたビジネス誌は週刊東洋経済。特集は「1億人の職業地図 消える仕事、残る仕事」です。

 私は今年63歳。今さら自分の仕事が残らなくとも構わないのですが、長男一家や長女の仕事は将来どうなるのか、という興味と格差がこのまま広がるのかという心配もありました。

 読んでみたら結構楽しい。消える仕事と言ってもいきなり無くなる訳ではありません。「消える仕事、残る仕事」というよりは、これから伸びる仕事とそうでもない仕事、の区分け程度に読めます。
 だいたい記事に付いているイラストがビジュアルに可愛く、深刻さを感じません。

 そう昔、1980年代に流行った『金魂巻』を思い出しました。同じ職業でもお金持ちマル金と貧乏マルビを対比させた本です。
 マルキンとマルビは大変な流行語にもなりましたが、その語感に悲壮感が無かったことを覚えています。同じ職業でも上手く時流に乗れた人と、乗り損ねた人がいるだけ。何となく、その後の逆転人生もありそうで笑って読めたものです。

 これからこの世を生き抜く人にとっては大変な変貌を遂げるのでしょうが、「残る仕事、消える仕事」もおじさんは楽しく読ませて貰いました。
 気になったのが特集でも最後の方に小さく扱われている「就職人気企業の10年前・5年前・今」と「職業別に見た自殺者の傾向」です。

 「就職人気企業」の10年前は1位フジテレビ、2位三菱UFJ、3位資生堂が今は1位伊藤忠商事、2位明治G、3位大和証券Gとなっています。
 驚くことに「5年前」のベストスリーが1位三菱UFJ、2位ANA、3位JTBGとコロナで苦しんでいるANAとJTBが花形だったということ。それが僅か5年で今のような状況に。
 これを見ても、今は良くても将来は分からない、と気づかせてくれます。その場でコツコツ力を付ける、そういう生き方をしていれば食うには困らない、と思っています。

 それより、自殺者で20年は「男性の前年比2%減に対し、女性の13%増が目立つ」ことが気になります。「女性の経済苦 生活苦を挙げて」いますが、これはこの先減ることはないでしょう。一時的にでも多くなりそうです。
 ちなみに職業別では「年金生活者」次に「その他無職者」の自殺が多いよう。これまでの自殺の原因は「健康問題」だったそうです。それがコロナでどう塗り替えられていくのか、結果は少し先にならないと分からないでしょう。


    
DSC_0636~3

 それでは、また明日!!
                                   


    最後までお読み頂き、ありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。お役にたちましたら、クリックをお願い致します。
今後の励みと致します。

にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
にほんブログ村


投資信託ランキング

スポンサードリンク