マーケット総合2面

「株、選別進んだ1年
 東証1部の上昇銘柄4割どまり、
 値幅30年ぶり1万1015円」

 マーケット総合2面では、今年一年の東証1部銘柄の動きを振り返ってみます。
 結構意外な結果もあるので、興味深く読みました。

 「東証1部の値上がりは4割止まりと優勝劣敗が進んだ」
 何となくは、そうかなあ、とは思ってはいましたが6割は上昇せず。残りの4割が日経平均をけん引したわけです。

 「日経平均は年間ベースで2年連続の上昇。上げ幅は3787円で、アベノミクス相場の13年(5896円)以来、7年ぶりの大きさとなった。上昇率は16%と昨年(18%)には及ばなかった」
 「世界的な感染拡大でパニック的な売りが広がった3月19日の安値(1万6552円)と、12月29日の高値(2万7568円)の差は1万1015円と90年(1万8491円)以来、30年ぶりの大きさとなった」

 中でも上昇したのはソフトバンク、任天堂、ソニー。ソフトバンクは7割、任天堂5割、ソニーは4割も株価が上昇したそうです。                        
 逆に下落したのは銀行株。「利ざや縮小への懸念が台頭し、三菱UFJフィナンシャル・グループは2割下落し時価総額はトップ10圏外に脱落した。三井住友フィナンシャルグループとみずほフィナンシャルグループの3メガバンク合計の時価総額は2割減の約14兆円と1年間で4兆円減った」
 三井住友は今年の初めは4,000円だった株価が昨日は3,100円台。1年前と比べるとかなり下落しています。
 
 さらに酷いのは陸運、空運。JR系も飛行機会社も下落幅は3割、4割当たり前、の世界。好きなANAの飛行機に乗って東南アジアへ行けるのはいつの日になるやら。
「下落した銘柄が多かったため、東証1部全体の時価総額は30日時点で673兆円と17年末(683兆円)を下回った」
 全体的な底上げでないことが、やはり気になります。今年ほどグロース成長株、バリュー割安株、という文言を目にした年もなかったでしょう。
 来年はグロース株だけではなく、バリュー株も上昇、共に騰がって日経平均を押し上げて欲しいですね。

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