今朝の日経から2年5月27日株価の戻りは緩やかが良い【株式・投信・ﾏｰｹｯﾄ】 : インデックス投資家の老後生活<実践編>

マーケット総合1面

「脱緊急事態、半身の株高
　二番底警戒、買い戻し中心」

　昨日の日経平均は大幅上昇。何と500円以上の上げ幅となりました。今朝のNYダウも好調です。日経平均は3月上旬の水準にまで戻りました。
　日経平均が大きく騰がる裏には、売り方の買い戻しがあります。昨日もそのような状況だったようです。「この日の解除相場をけん引したのは、売りポジションを買い戻す短期マネー」

　上昇銘柄はコロワイド、ANA、三越伊勢丹、などコロナで影響を大きく受けた企業です。
マクドナルドも騰がりました。「日本マクドナルドホールディングスは終値での上昇率こそ低いが、一時年初来高値をつける場面があった」

　しかし、上昇傾向がこのまま続くかどうかは疑問符がつきます。「海外投資家の姿勢も定まらない。日本株の売り越しが続き、主要な海外勢は二番底懸念を意識した弱気の持ち高を構成してきた」
　うーむ、今朝のNYダウも600ドルを超す上昇で絶好調と思いたいのですが。

　証券筋は「短期的な上昇余地は限られると判断し、当面はレンジ取引を予想」しています。その中でもITサービスなど成長が期待できる銘柄を選別していくのではないか、と分析しています。
　約2カ月自粛生活を続けてきた日本経済がそうそう元に戻るとは思えません。経済活動と共に少しづつ、緩やかに上昇して行くならば充分です。

↓NYダウ、今朝は600ドルを超す上昇でした。　　　　　　　　　　　