総合経済面

「個人の外貨預金頭打ちに
 薄れる円高抑止力
 金利低下が影響、生活不安も」

 為替リスクを考えても外国の預金は金利が高く魅力がありました。
 「日本は金融緩和が長期化し、00年代以降は円預金は金利がほとんどつかない状態が続く。海外は日本より金利の高い国が大半のため外貨預金に個人マネーが流れ込んできた」
 その上、日本の銀行の事情もありました。「邦銀は海外貸し出しを伸ばすために安定した外貨預金が必要で、高い金利をつけて必死に集めてきた」

 私もネット銀行の出金や振り込みの無料回数が増えるので、少しだけネット銀行にドルを預けています。金利が良いから、と言うよりはコンビニATMで手数料無料でお金を下せる利便性を選んだだけですが。
 しかし、各国ともコロナ感染を受けて金利を下げています。「みずほ銀行でドルを1年定期で預ける場合の金利は0.35%。1年前より0.23%低い。豪ドルは0.4%で1年前の半分だ。円はわずか0.002%で依然として外貨の方が高いが、為替の変動リスクを考えると魅力は薄れつつある」

     ただし「円高局面が続けば将来の円安を見込んで外貨預金が増えやすくはなる」3月は101円台を付けましたが、先週末は107円。円高とは言えません。
    まあ、ここで低金利になってしまった外貨に預金しなくとも、と思います。

     6,5兆円に膨らんだ個人の外貨預金もブレーキがかかりました。
     
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