投資のゴールはどこですか : インデックス投資家の老後生活<実践編>

　ご訪問ありがとうございます。

　私は長らく投資のゴールを65歳、と決めつけていました。もちろん厚生年金受給とともに引退する考えがあったからです。
　しかし昨年、ある方のコラムを拝見しました。その方はこう書かれていました。「投資をしている方で60歳定年を迎える方もいるでしょう。60歳で投資が終わる訳ではありません。日本人の平均余命から考えると、あと20年投資は続くのです」

　なるほどなあ、その通りだなあ。と考え方を改めました。65歳で年金を頂きながら預金や国債、インデックスファンドを取り崩して生活をする予定ですが、インデックスファンドを取り崩すのは今から10年後の心づもりです。その間はアメリカ国債（ゼロ・クーポン債）や日本国債を使います。

　寿命を自分で決められないのが辛いところですが、希望としては80歳まで生きることができたら上出来、と思っています。90まで、いやいや100歳までは、などとは思いません。80歳なら十二分。

　その時に少しインデックスファンドが残っていたら、妻や子供たちが「うちのお父さん、スリム信者だったのね」と思って欲しい。これは以前ブログ記事にしました。
　自分と妻子、のことしか考えてはいませんでした。しかし、ここへ来て少し考えが変わりました。

　三週間前に、長男夫婦に子どもが生まれました。女の子です。私にとっては初孫、となりました。コロナ感染の影響で長男の奥さんは実家で出産、長男もまだ子供とは写真と映像のみの対面。その写真や映像をラインで送ってくれるのですが、見ているうちに「この子にも何か残してやろう」という気持ちがふつふつと湧いてきたのでした。
　　
　早速長男には落ち着いたら証券口座を作るよう、ラインを送りました。「一回の飲み会分くらいしか送れないかも知れないが、毎月積み立てをしたい」と。長男からは「作ったら教えます」と返答が来ました。できる限り積み立てをしたいと思っています。
　投資のゴールはまだまだ先となりました。

　気が早いところがあるので、孫娘のために積み立てるインデックスファンドの銘柄も決めてあります。投資を一からやり直すことができるなら、このインデックスファンドを、とブログ記事にした「スリム全世界株式（除く日本）」です。　
　自分が「これ！」と思ったインデックスファンドを孫のために積み立てることができる、ある意味たいへん幸せでもあります。
　