今朝の日経から2年5月1日日経平均2万円に回復したけれど【株式・投信・ﾏｰｹｯﾄ】 : インデックス投資家の老後生活<実践編>

経済面

「日経平均、2万円回復
　2カ月ぶり
　産業変化にらみ選別」

　昨日はコロナ休暇を取り一日家にいましたが、日経平均が400円以上騰がり、2万円を回復したのを知ったのは夕方のニュースでした。関心がない、のではなく企業決算や経済統計が出てくるまでは、つなぎ、だと思っています。それまでは騰がっても下がっても限定的ではないか、と。

　「海外での経済活動再開による景気回復に期待した買いが広がった。けん引役は新型コロナウイルスによる社会や産業の変化で活躍できる企業だ」「日経平均の終値は前日比422円高の2万0193円と、3月の安値から2割強上昇した。世界で株価が回復し、ダウ工業株30種平均や独株式指数（DAX)は安値から3割超上昇している」

　まだまだ安心できない状況だと、私は懐疑的。それでもコロナは人々の行動や嗜好を変え、新たな時代を生みつつあります。「新型コロナの感染が広がるなか、企業活動や個人の消費は変わった。市場には新たな企業を選別する動きがある。職場や病院に行かないメリットを知ってしまった人々の行動は根底から変わる」

　「選別の軸は非接触　在宅　医療の3つに大別できる」非接触はオンライン診療、在宅は在宅勤務を支援する会社や巣ごもり消費で伸びる会社、医療は関係者のポータルサイト運営会社。
　具体的にはズーム、ネットフリックス、任天堂、中外製薬、エムスリーなどです。

　エムスリーと言う会社は寡聞で知らなかったのですが、調べるとオンライン診療のマニュアルを公開したり、医療界の転職紹介など、日本最大の医療従事者専用サイトを謳っています。
　また、私は在宅勤務はしていませんが、このところズームは毎日のように使っています。ネットフリックスも定額見放題のサービスを展開しています。言われてみれば、今回のコロナ騒動で私の生活も大きく変化していました。

　しかし、人と人とが相対することが否とされる、会ってもマスク越し、家にこもることが美徳とされる時代が来るとは思いませんでした。怖いのは、このことが普通、通常になってしまい、元の生活に戻らないことです。
　人間は相対して話すことでコミュニケーションをとることができる、と信じて疑わないからです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　