主に総合2面

「迫る米欧緩和 日銀試練
  圧力円高 強く警戒
 追加策なら副作用も」

 今日は1面、総合2面、経済面と利下げによる円高の話題が満載です。

 何しろ10年以上ぶりでアメリカが利下げをします。これにヨーロッパも追随するよう。円高懸念が叫ばれています。何事も【やってみないと分からない】と思うタイプですが、私も今回は身構えます。

 「同日の会合では現在の金融緩和策の維持を決めた。米欧の中央銀行が緩和に傾斜するなか、日銀が緩和に消極的と受け止められれば内外の金利差が縮小するとの見方から円高が進む懸念がある」

 「日本経済は依然と比べ内需の存在感が高まったものの、円高の進行は自動車や電機など輸出産業の業績悪化を通じて景気を冷え込ませる効果がなお強い。経営者心理が悪化すれば設備投資が減速し、株価下落が個人消費を抑え込むなど内需にも影を落とす。これらが物価の押し下げ要因になることを日銀は警戒する」

 しかし黒田総裁は「追加的な(緩和)手段はいくつもある、と強調した」とあります。本当でしょうか。世間は手詰まり、と見ています。 そうそう有効な手が残っているはずがない、と。
 実際「超低金利の環境が続き、地方銀行の体力はじわじわと奪われている。融資に慎重になり、地域経済を冷え込ませる懸念が強まった」
 参院選でも中央と地方の経済格差を是正する、ことを公約に入れている政党もありました。想像以上に地方経済は停滞、疲弊しているようです。

 記事はこう結ばれています。
「政策効果が副作用を確実に上回りそうな次の一手を見いだせず、身動きが取れない実情も浮かぶ」


                 
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