国際2面
「プーチン政権 逆風強まる
与党、地方選へ暗雲
野党集会で1400人拘束」
ロシア人は愛国者が多いなあ、と思ったものです。20年以上前になりますが、ウラジオストクの家に一週間ほどホームステイさせて頂きました。
その家も、親戚宅も、お正月に連れて行かれた友人宅も、当時の大統領写真が飾られていました。酔っぱらうと州歌(州に定められた歌があるらしい)を大声で歌っていました。
ロシアに生まれてロシアに育ったことを誇りに思っていることが伝わってきました。
そんなロシアに関する記事です。
久しく絶大な人気を保ってきたプーチン大統領へも逆風が吹き初めています。昨年の「年金受給年齢の引き上げ」がまだ尾を引いているようです。
「プーチン氏は不人気の与党とは距離を置き、60%台後半の支持率を保つが、党首・メドベージュフ首相の支持率は30%台に沈む」
与党の支持率低下はプーチン大統領の立場を危うくするまでではありませんが、9月の統一地方選では過半数を割り込み「プーチン大統領退任後の体制移行にも深刻な影響を及ぼしかねない」状況にあります。
そこで反体制デモに神経を尖らせているわけです。
屈強なプーチン大統領にも悩みがあると思うと、何だか人間味を感じます。
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