首都圏13版  3面

   「英、合意なしか長期延期か
    EU離脱、事実上二択に
  来月12日までに方針」

 【合意なき離脱】が高まってきました。
 イギリス議会よ、どこへ行く、です。

 「メイ首相が欧州連合(EU)とまとめた離脱協定案が29日、議会で三たび否決された」「3度目の否決で『円滑な離脱』への道はいったん閉ざされた。否決の場合、EUは英国に対し5月の欧州議会選に参加するかなど今後の方針を4月12日までに明示するよう求めている」

 今までまとまらなかったのに、これから急にまとまるとは思えません。
 専門家も合意なき離脱の可能性を示唆します。
「英議会は欧州連合(EU)からの離脱を巡って、あらゆる選択肢を否決してきた。このまま英国が何を望むのかを決められず、妥協を受け入れなければ『合意なき離脱』が最も可能性の高い結果となるだろう」
 EU内でも「『合意なき離脱』に備えるべきだとの声が急速に高まっている」

 編集委員の赤川さんのコラムがとても分かりやすいので、ご紹介します。
 下の写真の左にコラムはあります。
 
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 題して「民意すくえぬ英二大政党」。  
 あきれちゃった、感が満載しています。
 「迷走に次ぐ迷走の原因は、土壇場まで権力闘争にあがく英政治にある。この期に及んで与党は『メイおろし』で混乱し、野党は総選挙・政権交代しか考えていない」「合理的な判断をするという英国の伝統は消えた」

 欧州連合への参加については、今だけの問題ではなく、長い歴史の中で何度も繰り返されてきました。「国論が四分五裂するのは、数百年間にわたり揺れ動いてきた『欧州の中での英国の立ち位置』をきちんと定めなかった政治システムにあり、歴代政権の失政にある。そのツケがいま表面化している」
 これまでも論争はあったが、決着はしなかった。なるほど、と思います。

 赤川さんは「無責任にドタバタ劇を演じる」と表現されています。この劇の決着は【合意なき離脱】になるのでしょうか。
 3面のメイン記事に戻ります。
 「経済に悪影響を及ぼす無秩序離脱のリスクは一段と高まっている」
 
                                   

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