首都圏13版  5面

   「生産の動き 足踏み続く
  電子部品需要鈍く
  1~3月 雇用安定が景気の支え」

 注目していた「経済産業省が29日に発表した2月の鉱工業生産指数」です。「生産の動きは日本の景気判断を左右する」というくらい、今後の経済情勢を予測するのに重要な数値と言われています。

 結論は「安定した雇用環境を支えに海外経済の持ち直しを待つ」状況です。新聞記事を一読しても【微妙】な感じです。

 「自動車や生産用機械が持ち直した。だが、基調としては足踏みが続いている」「半導体などの『電子部品・デバイス工業』は4ヶ月連続で前月を下回った。需要の大きい中国経済の減速している影響が大きく」「輸出が落ち込み、生産や投資など支出が落ち込む負の循環が続く」

 ただし「3月、4月が見込み通り増産となれば、当面の景気判断はこれ以上は悪化しない可能性が高い」という判断もあります。

 「10月には消費税率の引き上げを控える。国内消費に逆風が吹く前に、海外経済が持ち直すかどうかが、景気回復持続の焦点となりそうだ」

 そうなると米中貿易摩擦、イギリスのEU離脱、北朝鮮のミサイル問題、などなど不安定要素があり、安心できません。景気動向指数が「下方への局面変化」とされたのも気がかりです。


      
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