首都圏13版  2面

 「株売買 100株単位に統一
  東証、あす施行 個人も投資しやすく
  NISAにも追い風」

 NISAにも追い風、とありますが、台風の風や雨が気になります。関東も風が吹いてきました。今のところ雨はそうでもありません。皆様の地域で大きな被害がありませんよう。

 さて、今朝の日経「東京証券取引所に上場する全ての株式の売買単位が10月1日から100株になる」結果「購入に最低限度必要な金額は2000年初頭で平均70万円程度だったが、26万円程度に下がる」わけです。

 そうすると、個人も買いやすくなりNISA口座で株を買う人も増えるだろう、という見込み、となります。まあ、株式市場がより活性化する狙いですね。NISA口座で株を売買できることは、つい失念しがちです。NISAでは投資信託のみ、という当初の思い込みがあり、未だに引きづっているようです。

 記事にあるように「最低投資金額が26万円ならNISAの枠内で4銘柄を購入」できます。そして値上がり益や配当が非課税になるなら良い話ですね。私は個別株を取引きしないので、知識として知っておきます。(上場している親会社の持ち株会には加入しています)
 ちなみに親会社は昨年1000株から100株へ単位変更済、です。

 記事の最後に、株主数が増えると「招集通知の作成など株主管理のコストが増える」との見方もある、とあります。はなはだ同意致します。親会社で株主総会を取り仕切る部署にいたので、株主管理の大変さは良く知っております。招集通知を発行する直前、5月のゴールデンウイーク後からは担当部署は毎日深夜まで、休日も出勤して準備をしていました。担当課長は6月の株主総会を乗り切るまでは「他のことに手が回らない」状態でした。
 関連会社に来てしまうと、そのような上場企業ならではの煩雑な業務が遠くに見えてしまいます。
 「個人が投資しやすくなる」分、上場企業の担当部署にいる人たちは、それなりに業務量が増え大変な思いもすることを頭の隅に入れておきます。(T課長、お疲れ様!また苦労話を聴かせておくれ)

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